こんばんは、3さかです。

<財政再建>と<構造改革>が大事だ!」という話を聞いたことはありますか?
<ユーロ圏>は、その<財政再建>と<構造改革>を最優先してきました。
<財政再建>の為の<緊縮財政(歳出削減+増税)>を進めてきました。
その結果、<ユーロ圏>はどういう状況になっているかというとーーー

経済状況を表す、重要な指標である失業率(2012年2月と2013年2月)は
「ユーロ圏10.9→12.0%、ドイツ5.6→5.4、イタリア10.1→11.6%、
フランス10.0→10.8%、ポルトガル14.8→17.5、スペイン23.9→26.3%、ギリシャ21.4→26.4%」(ギリシャは2012年2月と12年12月時点での数字)
 『若年層(25歳未満)の失業率は、スペイン(55.7%)とギリシャ(58.4%、ただし、2012年12月の数値)で60%近くまで上昇している。~』。


 (産経ニュースより)

『イタリアのレッタ首相は所信表明演説で、「緊縮策だけではイタリアは死んでしまう」と指摘、「若者の雇用対策が緊急課題」
とも強調し、モンティ前首相の緊縮路線から転換する姿勢を鮮明にした。~』 (日経新聞より)

というように、<ユーロ圏>は混乱と低迷が続いた結果、「脱緊縮財政」の機運が高まっているようです。

これに対して日本の失業率は4%台。
「失業率が低ければ、何の問題も無い、素晴らしい経済状況だ」とは言いません。
失業中でも、求職活動をしていない人は数字に反映されていませんし。

でも、「失業率が高ければ、経済状況は悪い」とは言えますよね?
日本の経済状況にも問題点はありますが、主要国の中ではかなり“マシ”な方かもしれません。
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私は早期の政界再編を期待しています。
ですので、政党の選挙公約ではなく、候補者それぞれの考え方をしっかりと調べたいと思います。


ではまたお会いしましょう。