選挙の教室は、選挙を変え、日本の政治を変えていくための勉強の場です。選挙に関する様々な情報を収集し、これからの選挙はどうあるべきかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
なお、このブログには、「早川忠孝の一念発起・日々新たなりー通称早川学校」掲載記事の外、選挙記者による投稿記事等を掲載しております。
☆早川忠孝のプロフィール
元東京弁護士会副会長、元衆議院議員。昭和44年自治省に勤務、富山県庁に出向して富山県選挙管理委員会書記等を経験。新しい選挙制度研究会代表。
連絡先:〒102-0093東京都千代田区平河町1-7-10平河町Sビル3階太陽コスモ法律事務所E-mail:tadataka-h@live.jp

政治

サルでもわかる自民独裁勢力の未来設計

ま、異論反論もあんまりないくらいはっきり言って普通の意見になっちゃいますが、自分的にも、今回の参議院選挙で自民党安倍政権はかなり盤石なものになったんだろうなあという思いです。
衆議院も圧倒的多数を獲得している中、今回の参議院選挙では選挙制度の下で最も多い獲得議席に並ぶぶっちぎりの圧勝。それを受けて2位以下を大きく引き離す多額の政党交付金もGET。金、人、票の3冠を手にした今、安倍くんがいきなり病気で倒れるとか、突然記憶を失うとか、ニートに目覚めるとか、国会で漏らすとか、
スクランブル交差点の真ん中で脱ぐとか、
でもない限り、あと6年は安倍政権が続くんだろうなあと思うのです。100円ショップのパッチン止めでねじれを解消した電気コードと同じように、政治のねじれもすっかり解消し、戦後最大の独裁者になるんじゃないかと思っているのは国民もサルも同じです。 

その立役者を担ったのが、もう間違いなく野党の没落乙ぶりにあるのはサルでもわかる周知の事実ですね。
こう書くと年がバレますが、幼い頃は自民党と二分する精力を誇っていた社民党(当時は社会党)……はソ連の崩壊と共に引導を渡され、今回の参議院選挙で死刑宣告に等しい宣告を受けたことでそれが如実に国民に理解されました。
民主の駆け抜けるような輝かしい没落以前の記事で説明したとおりです。
維新の会も、民主に変わる新しい自民党の対抗馬になりうるか!……と思いきや、党首自らが招いた多くの問題で敢えなく衰退の一途。橋本くんは今後、自民党に対抗しうる野党勢力の結集を模索しているとも聞きますが、一度ケチの付いた人間が再びトップとなったまま新勢力を立ち上げたところで国民の大きな期待を得るためには何かすっごいサプライズでも出て来ない限り厳しいのが実際のところ。
猪木に風を呼んでもらったくらいではぜんぜん足りません。

そんな中で生活をなんとか豊かにしたい国民はアベノミクスに最後の希望の光を見ているのかもしれませんね。

トップに君臨した自民党もその座から転げ落ちることのないよう、これからはガムシャラに精力争いが繰り広げられて行くことでしょう。自民の独裁について不安視する声が多いのも事実ですが、いっても時代が流れるに従って世代交代の風は吹くもの。うれしいことに今のあまり魅力の持てない政治会の唯一の期待は、小泉進次郎氏を筆頭とする若手精力の躍進に他なりません。

今はまだ、池上彰に
「こうやって上手いこと言いくるめられるんですよ」
「中身がない」
「活字におこすとたいしたこといってない」

などど滅多切りにされる新次郎氏ですが、たしかにパフォーマンスばかりが目立って中身にまだ十分な力がないのも確か。

って何様だよ俺www 

上手なパフォーマンスに十分見合うだけの知識と内容と経験をこれからもっともっと広げていってくれるといいなあと思います。
ワタクシを妻に迎えればその大きな助力となる決意は十分になるのですが……。

すみません。調子に乗りました。

今回の選挙においてはまだまだ大きな威力を出せなかったかに見えるネット選挙ですが、今回、社民党と同じようなことを言いながらも共産党が躍進した大きな要因がネットの活用のレベルの高さ”にあるのも事実。

若者が政治の世界に出てくれば、必然的にネットの活用度ももっと重要な位置を占めてくるようになるでしょうし、これからどんなに面白いことがやってくるか、今から楽しみでキュンキュンしちゃいます。

政治に期待できないという意見も大切ですが、これからの日本の未来に期待したいですね。

そのために、政治家の皆さんだけでなく、我々サル、じゃない国民も選挙に足を運んだり、ネットを如何なく活用したりして積極的に政治に参加していきたいものです。

なにかわからないことがあったら言ってくださいね。サルでもわかるようにこれからも日本国民バカ代表としてわかりやすい政治の解説に精進して参りたいと思います。

ご指導ご鞭撻今後ともよろしくお願い致します。 

<投稿>そもそも<公共事業削減>は何の為だったのでしょう?

こんばんは、3さかです。

私はブログ、
<早川忠孝の一念発起・日々新たなり     通称「早川学校」>
のイチ読者で、政党・候補者・選挙とは無関係の人間です。
どこの団体とも無関係の、全くの個人です。

“政治”に対して冷ややかな人たちには、
(どうせ自分たちの意見など、全く政治に反映されない。全部“あっちの方”で勝手に決まっていく。)
という思いがあるのでは?と感じます。
(<ネット選挙運動解禁>をきっかけにして、その双方向性を活かし、国民の意見が“政治”に反映されるようになればいいな。 
やがて私たち国民が、政党に対して政策を提言できるようになればいいな。)と企んでいます。
ごくごく微力ながら、その手伝いをしたいと思っています。

各党が今掲げている方針で、<経済、憲法、エネルギー政策>だけを見ても、何故か私の考えはどの党とも一致しません。
ですので安心して?お読みいただければ幸いです。

~~~~~
引き続き「公共事業批判」に対する批判です。

公共事業は古い!時代にそぐわない!」などと、某国立大学院教授が“ドヤ顔”で語っていましたがーーー
日本のインフラは4~50年前に作られたものも多く、<老朽化>が懸念されています。
実際に<トンネル崩落事故>もありましたよね?
インフラは1度作ったら、永遠に使えるモノじゃありません。

公共事業は「時代にそぐう/そぐわない」とか「古い/新しい」とか、そういう問題じゃないですよね?
私たち国民は、知らず知らずのうちに、その恩恵を受けているはずです。
「公共事業はバラマキだ!」といったスローガンにのせられては、私たち自身の命や生活を守れません。


さらに、「公共事業は、一部の建設会社関係者・政治家が儲かるだけだ!」と批判している、“専門家”もいますがーーー
その儲かったお金を何かに使えば、また別の誰かの所得になりますよね?

そもそも<公共事業削減>とは何の為だったのでしょう?

をご覧下さい。
平成10年以降、公共事業関係費を減らし続けてきたのに、景気は良くならない、政府の財政も改善しない。

一体何の為だったのでしょう?誰に説明を求めればいいのでしょう?


ではまたお会いしましょう。
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