こんにちは、3さかです。

今だからこそ、多くの人に読んで欲しい本があります。
それは<やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識>という本です。
(pdf ファイル版が無償公開されています。http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/ )

(前書きより)
これは放射線についての基礎知識を、できるかぎり短く、正確に、そして、わかりやすく解説した本である。
進んだ予備知識がなくても読めるように書いたつもりなので、中学生以上なら(かなりの部分を)読みこなせると思う。 
なるべく多くの人に読んでもらいたいので、インターネット上で無償で公開している ~

あと、もう一つ大事なこと。 
この本は、「安全だよ。安心してください」と言うために書いたのではないし、「危険だ。心配しなくてはいけない!」と言うために書いたのでもない。 
ただ、放射線や原子力について知っておいた方がいい基礎知識を説明し、それから、「放射線はどれくらい体に悪いのか」ということについて何がわかっているかを丁寧に解説した。 
そして、よくわからないことについては、「わからない」とはっきり書いた。 みんなが、何がどのくらい「わからない」のかを知って、その上で、これからどうするかを自分で考えていくのが一番だと信じているからだ。


この本の中の
・<気にする自由>と<気にしない自由>がある。
 ・これから先、福島で癌と診断される人の数が増えていくだろうと(多くの人と同様)ぼくは考えている。これは、放射線の被害で癌が増えるからではない。
おそらく癌はほとんど増えないが、多くの人が定期的に癌の検診を受けるようになり、早期発見が進み、見かけ上の癌の患者が増えるということだ。その結果として、初期の段階で治療する人が増えて、最終的には癌による死亡率は減っていく可能性が高いと思う

という部分が、私は特に印象に残りました。
検査する数が10倍になれば、「癌が10倍に増えた!」という事態はありえますよね?

「原発について考えること」や<気にする自由/気にしない自由>を奪われている、若者や子どもたちに特に読んで欲しい本です。
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私は参議院選挙において、政党のスローガンではなく、候補者それぞれの考え方をしっかりと調べたいと思います。


ではまたお会いしましょう。