2月1日18:00より、家入かずま東京都知事候補者が、急遽渋谷でゲリラ初演説を開催する!

という情報を既に18:00を過ぎた時間に入手し、取り急ぎ駆けつけてみました。

行けばなんとかなるもんで。大遅刻ながら持って生まれた小さい体をいかんなく利用して最前列のど真ん中に横入り。
というか割り込み。

ハチ公前は既に大観衆絶好調。ホリエモンこと堀江貴文氏や湘南乃風の若旦那など応援ゲスト陣も従来の模範的なアレとは少々違った趣を呈して、参院選での三宅洋平氏を彷彿させるような盛り上がりを見せていた。

正直、これまで家入かずま(一真)という人物にそれほど大きな魅力を感じていたわけではない。つい最近慌ててネットで得た情報によれば、22歳くらいで起業(インターネットサービス会社)すると最年少でジャスダック市場上場を達成。その後、飲食業界を経てクラウドファウンドを起ち上げ、今ではホリエモンが顧問に名を連ねるほどの成功を収めている人物。

…と聞くとバリバリのやり手かと思いきや、過去にはイジメや引きこもりを経験し、人との距離感が掴めずに居場所をなくしていた時期もあったというちょっと面白い経歴の持ち主、ではある。

…ものの、Youtubeなどネット上に上がっている様々な対談を見ると、彼は必要以上に「政治のことはわからない」「僕なにも知らない」をアピールしているようにも見えたのです。
「わからないからみんなでやろうぜ」ということで若者の間でEXILE的な人気と共感を得ることには成功しているものの、無知を露呈するだけでは団塊世代の支持は受けないだろうなとも思ったんですよね…。


で、今回、実際にはじめて彼の姿を間近で見てきたわけです。
 

家入かずまという人物がこれからどのくらい化けるかは正直まだわかりません。
立候補の際の記者会見で言った通り
「うっかりノリで言っちゃったら後にひけなくなっちゃった」
だけかもしれない。もしかしたら今回の都知事選は超売名目的なのかもしれない。なんか騒ぎたかっただけかもしれない。本気でこれから政治の世界に参入してこの星の一等賞になるつもりかもしれない。

彼はまだ自分にとって未知数の存在です。

そんなわけで、自分も1人のもの書きとして、ヘッポコジャーナリストとして、彼の今後を追いかけたいと思います。




さて、これから彼はどう動くか。そして他の候補者はどう対応していくか。
家入かずまという新しい、ちょっと 異質な候補者が出てきたことで、一気に都知事選挙が面白くなったことだけは間違いないよね。だって他はいつまで元気かわかんないようなおじいちゃんばっかだし。なんか 新鮮なことをやってくれると、ちょっと期待したい。その 新鮮な行動に、おじいちゃんたちがどうやって対抗するかワクワクするよね。




だけど選挙って意外と長いもんだ。いくら 新鮮でも同じことをやっていたんでは有権者(特に若者)は絶対飽きる。

ここいらへんでなにかまたもっと新しい動きに期待したいと思います。細川氏との居酒屋対談がつい先日Youtubeに上がっていましたが、もっとたくさんの人と多いに激論を交わせばいいと思う。
クラウドファウンダーらしく支持者の増減から事務所に来た人の数、スタッフの数、演説に集まった有権者の数、果ては
出た弁当の数まですべて毎日数字にして公表してみてもいい。











そんなわけで来週中には取材に行ってみるつもりです。

ていうか、けっこう年が近かったんだなー……。。。 サルもそろそろなんかデッカイことやんないとなー。。。