選挙の教室は、選挙を変え、日本の政治を変えていくための勉強の場です。選挙に関する様々な情報を収集し、これからの選挙はどうあるべきかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
なお、このブログには、「早川忠孝の一念発起・日々新たなりー通称早川学校」掲載記事の外、選挙記者による投稿記事等を掲載しております。
☆早川忠孝のプロフィール
元東京弁護士会副会長、元衆議院議員。昭和44年自治省に勤務、富山県庁に出向して富山県選挙管理委員会書記等を経験。新しい選挙制度研究会代表。
連絡先:〒102-0093東京都千代田区平河町1-7-10平河町Sビル3階太陽コスモ法律事務所E-mail:tadataka-h@live.jp

選挙記者

サルでもわかる若者世代の大チャンス〜ギャフンといわせるのは今でしょ!〜

いよいよ東京都知事選挙投票日です。
前日を襲ったとんでもない豪雪の中、候補者の面々は各地で最後の訴えを、
本当にお疲れさまでした。大変だったとは思うけど「雪の中でも頑張ってる」ナイス場面を見事獲得成功できたともいえる。

自分はといえば、選挙制度研究会の中で家入かずま候補者を追いかけるのが記者団輝け若造代表としての役割だと!前日の街頭演説(渋谷ハック)も取材に行くつもり満々だったのですが!

…雪に負けて遭えなく挫折しました。ギャフン。

罪滅ぼしに前々日に行われた家入キャンプ(家入かずま選挙本部)での決起集会の模様をお届けします。
 



この中で超いいことを言っていた。若者にぜひ聞いてもらいたいのでちょっと長いけど超よかった部分を抜粋して記載します(Youtube見たから必要ないって人はドラッグしてください)。

「若い人は僕に入れてください。”他の人に入れてもいい”とか今まで言ってたけど、寝ぼけてました。
僕にかけてください。世論の噂では舛添さんだとか細川さんだとか、僕なんかあんまりテレビにも取り上げられなかったし、みなさんをがっかりさせたかもしれない。だけど、
若者の力を味方にしたらすごいぞってことを世間に見せつけてやりたいんです。
や、まじ、若者層を軽視してたけど、これ、ヤバくね?
って慌てさせたいんですよ。
絶対今って若者の力を軽視してる。政治家はみんな、ポーズとしては
”若者とも対話してます♪ ”みたいな絵を見せたりもしてるけど、基本的にはこっちの方を向いてないんですよ。だって若者なんて投票行かないしとか思ってる。だから、僕は若者の代弁者になりたいと思った。僕ら若者が動いたら怖いんだぞ、いろんなことが変わるんだぞって思わせたい。
だから僕に入れてほしい。僕に入れることで若者の力を集約させて凄いんだぞって見せつけてやりたい」 

これに尽きると思いました。
若者の力を見くびってる政治家や軽視している政治家にギャフンを言わせてやろうよ。
「俺たちの力を甘くみんなよ」
って思わせてやろうよ。




あ、BLOGOSの中に「選挙に行かない男を付き合ってはいけない5つの理由」っていう
めっちゃいい記事があったんでそれも転載します(一部編集抜粋)。
1.選挙に行くのが「面倒くさい」ということだったら
……15分以内のところに休日行くのが面倒くさかったら、おそらく彼氏は君の子どもを
どこにも連れて行きはしないだろう。そんなやつとは結婚しない方が良い。別れよう。

2.選挙に行かないのが「どこに入れても同じ」だとしたら
……「消費税引き上げ(民主党)」と「「消費税増税中止(共産党)」小学校五年生でも両者は全く反対のことを言っていることが分かる。つまり、彼は小学校五年生レベルの読解力もない、ということになる。今すぐ別れたほうが良い。

3.選挙に行かないのが「なんだかよく分からない」なら
……社会で働くということは、「なんだかよく分からない」ことも何とか調べて、分かったふりをしながらこなしていくことだ。よく分からないことに対して何もしない君の彼氏は仕事できないやつである可能性が高い。考えなおそう。 

4.選挙に行かないのが「その日用事ある」なら
……期日前投票のやり方はグーグルに書いてある。グーグルを使うことができないのだ。若いのにインターネットを使えないのは、職場における存在価値はほぼゼロだ。そんなやつに未来はない。別れよう。 

5.選挙に行かないのが「政治家信頼していない」だったら
おそらく彼氏はそうやって斜に構えているのが格好良いと思っている可能性が高い。そして99%の確率で政治家についてよく知らない。「政治家はダメだ」というマスコミの言葉を鵜呑みにしている。




正解!!!いいこと言うなぁ〜〜〜(←ちょっとくやしい)

家入さんは、まあ公平に見て、今回の当選はないと思うけど、次回にぜったいリベンジしてほしいと思う。
「今はなにもわからない」
って言っているけど、わからないままはぜったいダメ!
今回「超くやしい〜」って思って、次の都知事選のときには
「前回はなにもわからなかったけど今は超わかってます。わからないことはなんでも僕に聞いてください!」
って胸を張ってほしい。

政治家の人って誰かに物事を(偉そうに)教えてやるのがだーい好きだから、こういう素直に下手に出られる男の子って可愛がられると思うんだよね。
いいブレインがつけば、彼はきっと化ける。




そんなわけで余談ですが、投票日直前になってからダメもとで候補者にバンバン取材申し込みをしてみた結果、家入、宇都宮、田母神陣営からは
「選挙の後でよければ」
というお返事をいただきました。

がんばるぞーい! 

サルでもわかる選挙の新しい戦い方

2月1日18:00より、家入かずま東京都知事候補者が、急遽渋谷でゲリラ初演説を開催する!

という情報を既に18:00を過ぎた時間に入手し、取り急ぎ駆けつけてみました。

行けばなんとかなるもんで。大遅刻ながら持って生まれた小さい体をいかんなく利用して最前列のど真ん中に横入り。
というか割り込み。

ハチ公前は既に大観衆絶好調。ホリエモンこと堀江貴文氏や湘南乃風の若旦那など応援ゲスト陣も従来の模範的なアレとは少々違った趣を呈して、参院選での三宅洋平氏を彷彿させるような盛り上がりを見せていた。

正直、これまで家入かずま(一真)という人物にそれほど大きな魅力を感じていたわけではない。つい最近慌ててネットで得た情報によれば、22歳くらいで起業(インターネットサービス会社)すると最年少でジャスダック市場上場を達成。その後、飲食業界を経てクラウドファウンドを起ち上げ、今ではホリエモンが顧問に名を連ねるほどの成功を収めている人物。

…と聞くとバリバリのやり手かと思いきや、過去にはイジメや引きこもりを経験し、人との距離感が掴めずに居場所をなくしていた時期もあったというちょっと面白い経歴の持ち主、ではある。

…ものの、Youtubeなどネット上に上がっている様々な対談を見ると、彼は必要以上に「政治のことはわからない」「僕なにも知らない」をアピールしているようにも見えたのです。
「わからないからみんなでやろうぜ」ということで若者の間でEXILE的な人気と共感を得ることには成功しているものの、無知を露呈するだけでは団塊世代の支持は受けないだろうなとも思ったんですよね…。


で、今回、実際にはじめて彼の姿を間近で見てきたわけです。
 

家入かずまという人物がこれからどのくらい化けるかは正直まだわかりません。
立候補の際の記者会見で言った通り
「うっかりノリで言っちゃったら後にひけなくなっちゃった」
だけかもしれない。もしかしたら今回の都知事選は超売名目的なのかもしれない。なんか騒ぎたかっただけかもしれない。本気でこれから政治の世界に参入してこの星の一等賞になるつもりかもしれない。

彼はまだ自分にとって未知数の存在です。

そんなわけで、自分も1人のもの書きとして、ヘッポコジャーナリストとして、彼の今後を追いかけたいと思います。




さて、これから彼はどう動くか。そして他の候補者はどう対応していくか。
家入かずまという新しい、ちょっと 異質な候補者が出てきたことで、一気に都知事選挙が面白くなったことだけは間違いないよね。だって他はいつまで元気かわかんないようなおじいちゃんばっかだし。なんか 新鮮なことをやってくれると、ちょっと期待したい。その 新鮮な行動に、おじいちゃんたちがどうやって対抗するかワクワクするよね。




だけど選挙って意外と長いもんだ。いくら 新鮮でも同じことをやっていたんでは有権者(特に若者)は絶対飽きる。

ここいらへんでなにかまたもっと新しい動きに期待したいと思います。細川氏との居酒屋対談がつい先日Youtubeに上がっていましたが、もっとたくさんの人と多いに激論を交わせばいいと思う。
クラウドファウンダーらしく支持者の増減から事務所に来た人の数、スタッフの数、演説に集まった有権者の数、果ては
出た弁当の数まですべて毎日数字にして公表してみてもいい。











そんなわけで来週中には取材に行ってみるつもりです。

ていうか、けっこう年が近かったんだなー……。。。 サルもそろそろなんかデッカイことやんないとなー。。。

 

12月27日新聞一面 「首相靖国参拝」

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安倍晋三首相は政権発足から1年となる26日、東京-九段北の靖国神社に参拝した。
首相による靖国参拝は平成18年8月15日の小泉純一郎首相以来、7年4ヵ月ぶり。

日本政府は外交ルートを通じて事前にアメリカと中国に連絡したが韓国には伝えなかった。
10月に決断していた、安倍晋三首相。
「禍根」を絶つ思い。

在日米国大使館は「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させる行動を取ったことに、米国政府は失望している」との声明を発表した。

安倍首相は就任から1年にわたり、中韓国両国に「対話のドアは常に開かれている」と呼び掛けいるにもかかわらず両国は一切歩み寄りを見せず、対日批判ばかり繰返してきた。
日中、日韓関係が今より一層悪くなりようがない。
また普天間基地問題進展して日米関係も底割れしないと踏んだ絶妙にタイミングだったと言える。
朝日新聞社は、相変わらずの論調です。


<文責:web書店「ひっそりこっそり」店長>

12月1日讀賣新聞一面『集団自衛権も「必要最小限」』

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憲法解釈政府試案 行使へ要件変更

見直し試案は、礒崎陽輔首相補佐官が作成し、11月13日に開かれた政府の有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」に文書で示された。

見直し試案は集団的自衛権の行使は「必要最小限の措置」として認められるべきだと明記。その上で、
要件を「我が国または我が国と密接な関係にある国」と修正する。中国の軍事的脅威が増す中で、「我が国の力だけでは国の安全を全うしえない」(安倍首相)という危機意識を反映したものだ。

試案は、「従来の憲法解釈を真っ向から否定するのではなく、最小限の解釈変更で対処できる案」(政府筋)とされ、解釈見直しに慎重な公明党や内閣法制局の理解を得ることが期待されている。
政府は、来年夏には解釈見直しを実現し、たとえば重要な海上交通路(シーレーン)の機雷除去や、日本周辺有事のために活動する米艦への攻撃の排除ーなどに自衛隊があたれるようにしたい考えだ。


〈文責:Web書店「ひっそりこっそり」店長〉

11月29日朝日新聞一面『7月選挙「即時無効」』

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参院正当性に疑問

岡山、一票の格差放置

判決骨子
●参院選の「一票の格差」は最大4.77倍の不平等状態で違憲
●最高裁判決から選挙まで3年9ヵ月の間に改革は小幅な4増4減どまり。国会の裁量権の限界を超えている。
●仮に全選挙区を無効としても、参院の活動は可能。岡山選挙区は即時無効とする。


この「最高裁判決から選挙まで3年9ヵ月」は民主党政権時代。民主党の内部分裂の党内抗争でまるっきり選挙改革が行われませんでした。

この責任は民主党にある。
本当に無責任極まりない政権でした。


〈文責:web書店「ひっそりこっそり」店長〉

11月21日産経新聞5面『婚外子規定削除を可決』

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戸籍法案は自公分裂、否決
衆院法務委員会は20日、結婚していない男女間の子(婚外子)の遺産相続を法律上の夫婦の子(嫡出子)の半分とする規定を削除する民法改正案を自民・公明・民主各党などの賛成多数で可決した。
出生届に嫡出子がどうかの記載を求める規定を削除する戸籍法改正案は自民党などの反対多数で否決された。公明党は賛成した。

戸籍法改正案については最高裁決定を受けて政府が提出準備を進めてきたが、「判決はそこまで求めていない」として、了承は見送られた。


この戸籍法改正法案自体、かなり疑問があるので見送られて良かったと思っています。重要な事だから充分に審議を尽くしてからでも遅くない。


〈文責:Web書店「ひっそりこっそり」店長〉

11月21日産経 朝日 読売新聞一面

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昨年衆院選「違憲状態」

選挙無効請求は棄却
14人中3人「違憲」

『0増5減』は評価

国会に是正継続要求

判決骨子

昨年の衆院解散直前、「一人別枠方式」の条文を削除し、定数を「0増5減」する法律が成立していた。昨年の衆院選時点で、是正に向けた一定の前進と評価できる法改正がされた。
以上のことから、昨年の衆院選の区割りは「違憲状態」だったものの、国会が合理的期間内に是正しなかったとはいえず、「違憲」とまではいえない。



〈Web書店「ひっそりこっそり」店長〉

11月21日産経・朝日・読売新聞一面

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秘密保護法 成立へ
自公維合意 最長60年、例外7項目

与党26日に衆院通過

微調整 4党で提案へ

これで、他国からの侵略から国を護る仕組みが整う始まり。


〈文責:Web書店「ひっそりこっそり」店長〉

11月8日本日の朝日新聞一面『拉致・原発警備は特定ひみつ』

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秘密保護法案審議入り

衆院、安保会議法案を可決


朝日新聞は相変わらず反対

『社会に不安 廃案にせよ』論説主幹大野博人

だそうです。
正しくは『(中国・韓国・北朝鮮)社会に不安 (かの三カ国の為に)廃案にせよ』
と云う意味ですね。

文責:Web書店「ひっそりこっそり」店長

11月8日讀賣新聞一面『集団的自衛権見直し先送り』

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政府、来夏に 公明・法制局が難色

対中国抑止に重大な影響が。

2015年夏まで、中国が尖閣諸島に手を出さない事を祈るばかりだ。

文責:Web書店「ひっそりこっそり」店長

11月7日本日の産経新聞5面より

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国民投票「20歳」今国会提出見送りも

おいおい、逆行してどうするよ。せっかく国民投票法改正させてようやく「18歳」としたんじゃないか!あの時の苦心を忘れてまた一からやり直せだと!

文責:web書店「ひっそりこっそり」店長

<投稿>これからもこの<新しい選挙制度研究会のブログ>を宜しくお願いいたします

こんにちは、みさかです。
いつもご訪問いただき、有難うございます。

今後、<新しい選挙制度研究会のブログ>は、選挙に関する話に特化することになりました。


私の記事を(全然、“選挙記者”じゃなくね?)と思いつつ、読んで下さった方、有難うございました。
これまで「選挙に関する記事」を期待して、このブログを訪問なさった方にはお詫び申し上げます。
<投稿>~ “みさか”」という記事の内容は、私“みさか”が勝手に書いた、私個人の意見です

もし今後も「これまでのような記事を読みたい」と仰って下さる方は、
<人生の3つの坂。上り坂、下り坂、まさか・・・。>
http://blog.livedoor.jp/sumzw/ 
をご訪問頂けたら幸いです。


これからも、この<新しい選挙制度研究会のブログ>を宜しくお願いいたします。

選挙に関わりのない経済記事は「三さかが経済を斬る」に移行?

はじめてこのブログを読まれる方が困惑しないように、三さかさんの一連の投稿記事はとりあえず読者の皆さんの目に触れないようにしておいた。

三さかさんの経済論議は深い。データーも豊富で消費税増税問題等を理解するうえで有益な議論が展開されてきた。
この種の政策議論は結構政治的な対立を招きやすく、議論が深くなればなるほど一般の人がブログから離れていく傾向がある。
選挙そのものについてもっと学びたいと思っている人からすると、議論の方向がちょっと偏り過ぎのように映るだろう。

三さかさんの投稿を一纏めにしたブログを是非作っていただきたい。
私の方で作ろうと思ったら、既に投稿いただいた記事が相当膨大になっており、ちょっと私の手に余りそうである。

さて、如何だろうか。

「<投稿>“~製造機”イチロー選手を見習って、アクセスカウンターをつけてみました」

こんにちは、みさかです。

メジャーリーガー、ヤンキースのイチロー選手は打率ではなく、安打数を重視しているそうです。
「打率だと下がる可能性があるので、それを考えると消極的になる。しかし安打数は減ることがないから、どんどん打席に立ってバットを振ればいい」と。

ちょっと遅くなりましたが、

イチロー選手、日米通算4000本安打達成!』の件です。
いやぁ、とにかく凄い。プロ野球選手として4000回打席に立つだけでも、もの凄いことだと思います。
20年以上ずっと、大きなケガもせずに好成績を残し続けないと、レギュラーの地位を守れません。
だから「4000本安打」というのは、ちょっと考えられないです。今後はもう誰も達成できない記録では?

<イチロー4000安打・一問一答> (時事ドットコムより) 
4000安打には、僕の場合、8000回以上悔しい思いをしている。その悔しさと常に、向き合ってきた事実は誇れると思いますね
4000打つには3999本必要なわけで、4000本目もそれ以外も同じくらい大切

他にも次のような名言があります。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行く唯一の道


イチロー選手って、プレーだけでなく、発言も“粋”ですよね?“安打製造機”であり、“名言製造機”でもあると思います。
ただ、これほど偉大なイチロー選手ですが、今シーズンは出場機会がかなり減っていて、安打数も少ないです。
重視していなくとも、今の「2割7分」程度の打率は腹立たしいはず。
「自分の思い描くプレーが出来なくなったから」と「今シーズン限りで電撃引退!」ってことはありませんかね?そうなって欲しくはありませんが、それが“イチローらしい”気もします。

ーーーーー
私には“座右の銘”が108つ程あるのですが、このイチロー選手の考え方も参考にしています。
その一環として、今更ですが、ブログに<累計アクセスカウンター>をつけてみました。
私も、この数字が少しずつでも増えていくことを励みにしたいと思います。
これからも宜しくお願いします。

(2013/8/29 累計アクセス数 6872)

ネット選挙の個人的総括

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ネット選挙活動が解禁された初の国政選挙であった参議院選挙が終わり、約一月が経ちました。

8月26日、『新しい選挙制度研究会』で、個人的総括意見を述べよと云う事なので、書かせて頂きます。


単純に言わせて頂けるなら、
「鳴り物入りして始まったが鼠一匹出やしなかった」

それに尽きるかと思います。私の観察していた候補者の皆さんはネット選挙活動は上手くなく、活用方法も稚拙さが目立った感があります。

ネット上でご自分の見識や理想をきちんと有権者の方々に伝える事が出来た候補者は少ないです。

自身のHPで、今日の演説会はここでやりますよくらいで、その先が無い。せめて前日の演説を動画で見られる様にしたり、演説を元に、有権者とのコメントディスカッションを出来る様に工夫を凝らして欲しいと思いました。


ネットでは誰でも見れると同時に、隠し立てが出来ません。

過去の発言と現在の発言、それを発信する。
整合性を如何に示す事も大事な事で、昨年末の衆議院選挙で民主党の大敗炎上は、正に過去の発言と選挙時のブレが激しさがネット上で繰り返し流されて国民からの信を完全に失ってしまった。今後、民主党所属国会議員は民主党解党しても民主党所属していたという事実を消す事が出来ない。また、民主党から党を出て別の政党から出馬して当選を目指しても、「民主党」と云う政党にいた事実も隠せない。

と同時に、選挙に出る候補者は有権者に発信力・文章力を持たないといけない。
街頭演説が上手く、その場にいる有権者を湧かせる事が出来てもネット上の発信力・文章作成能力がなくては無理だ。
ネットで候補者の主張に対して、見ている有権者の目は厳しい。たちどころに主張の穴をついて来る。


民主党の石井登志郎氏は『民主党執行部はネット選挙活動解禁には及び腰』とかブログで書かれていますが、及び腰だった分『期待ハズレ』の感は否めません。

ただネット選挙のおかげで当選した候補者もいらっしゃるので、まだまだこれから日本の選挙制度に根付くのには時間が掛かると思います。

ネット選挙が根付くには、当選者と落選者の双方を観察して比較すると面白いと思います。

選挙が終わって一ヶ月余り、当選者の中で二通り。落選者にも二通りの方々が現れる。

当選後も積極的にネットで活動を報告する方。
まったく更新していない方。
落選後も、積極的にネットで発言し政策を訴える方。
HP自体閉める方。

当選者・落選者の方々で積極的にネットを活用されている方々の共通点、それは『街頭演説』に積極的にこなす方々です。選挙後も毎日、辻立ちして有権者に政策を訴えている次回も立候補する意志と覚悟のある方だけ頻繁にHPを更新されています。

次回も当選する気と覚悟の無い方々は、もうHP・ブログを更新されていません。
こういう事も次回の選挙の投票行動の参考になるかと思います。

あくまで私個人のネット選挙の大まかな総括を書かせて頂きました。



〈文責:web書店「ひっそりこっそり」店長〉

8月9日本日の各紙朝刊一面

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産経新聞一面

『自民、維新案協議へ』
改憲勢力連携狙い
国民投票法改正「18歳以上」

国民投票法の3つの宿題
国民投票法は
①公職選挙法の投票年齢や民法の成年年齢などを国民投票と同じ18歳以上へ引き下げる。
②公務員の政治的制限緩和
③国民投票の対象を憲法改正以外に拡大-の是非について結論を出すように求めている。

朝日新聞一面

『集団的自衛権憲法解釈変更の動き』
元法制局長官が批判
「集団的自衛権の問題は日本国憲法の三大原理の一つ、平和主義に関わる。国会の憲法論議も圧倒的に9条に集中して積み重ねられてきた。そういう蓄積を無視し、今までのは全部間違っていたということが、果してあっていいのか」

集団的自衛権
同盟国など他国への攻撃を自国に対する攻撃とみなして反撃できる権利。歴代内閣は憲法9条の解釈で、日本の武力行使には、
①我が国への急迫不正の侵害
②他の適当な手段がない。
③必要最小限度の実力行使-の3条件を必要としており、集団的自衛権の行使は「我が国を防衛するための必要最小限の範囲を超え憲法上許されない」として認めていない。


国会で憲法改正の流れは、まず衆参両院の3分の2以上の賛成
国民投票法による承認、有効票の過半数の賛成をもって、天皇の公布

憲法改正は日本国国民の意思によって決まる。

日本国憲法は政治家の物ではなく、また法制局の物でもない。

私達、日本に住み・暮らし・生活して行く日本国国民の物である。

改正には、衆参国会でそれぞれ3分の2と云う高いハードルを乗り越える必要があるが、最終的に国民投票の有効票の過半数で決まる。つまり国民の半分賛成すれば変える事が出来る訳だ。
今、日本国国民がどう日本国憲法を考える上で、憲法改正を発議すれば良いと考えている。賛否を超え、私達の中で日本国憲法の在り方を考える時期と時代が来た、そう考えるべきだろう。



〈文責:web書店「ひっそりこっそり」店長〉

<投稿>「“橋下大阪市長の発言問題”と似ている、“麻生副総理発言問題”」

こんにちは、3さかです。
数日前の麻生副総理の発言についてです。

「発言の全てを読めば、そういう意図じゃないことはわかる。間違ったことは言っていない。
でも一部分を切り取ると、“口撃材料になってしまう」
という型が、“橋下大阪市長の慰安婦問題発言”と似ている印象を受けます。

まず国外への影響を考えてみるとーーー
多くの人は、日本の政治家の発言など、そんなにじっくりと読んではくれませんよね?
海外のマスメディアも、短くセンセーショナルに書き立てるでしょうし。
さらに
「海外の人にとっての<ナチス>という言葉の意味や重みと、私たち日本人のそれとは違うのでは?」
「政治家の発言では<本人の意図>よりも、<多くの人がどういう印象を持ったか>が重要じゃないか?」
「“皮肉”として使ったようだが、あえて“ナチス”という言葉を使う必要があったのか?」

といったことも考えれば、やっぱり「ナチス」という言葉を使ったのは不適切だったと思います。
ナチス政権を例示としてあげたことは撤回』というのは妥当では?

 (産経ニュースより)


一方、国内のことを考えてみるとーーー
日本の政治家やマスメディアは、副総理の発言の全文を読むべきだし、そうすれば意図も理解できるはずだと思います。

麻生副総理が最も言いたかったのは「憲法についての話は、冷静にじっくり話し合おう」ということでしょう?そういった事を何度も述べていますから。

しかし、マスメディア(産経新聞以外)は“事実”など無視して、“印象操作”を謀っています。
「自分たちの主張を通す為なら、情報の捏造なんて“朝飯前”」、
「“国民の為に、事実を伝える”という役目を果たす気がない」
ということですね。
もし、ネットが今のように発達しておらず、自分で情報を入手できない世の中だったら、どうなっていたでしょう・・・・・。

~~~~~
以下、参考

<麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細>  (朝日新聞デジタルより)



サルでもわかる自民独裁勢力の未来設計

ま、異論反論もあんまりないくらいはっきり言って普通の意見になっちゃいますが、自分的にも、今回の参議院選挙で自民党安倍政権はかなり盤石なものになったんだろうなあという思いです。
衆議院も圧倒的多数を獲得している中、今回の参議院選挙では選挙制度の下で最も多い獲得議席に並ぶぶっちぎりの圧勝。それを受けて2位以下を大きく引き離す多額の政党交付金もGET。金、人、票の3冠を手にした今、安倍くんがいきなり病気で倒れるとか、突然記憶を失うとか、ニートに目覚めるとか、国会で漏らすとか、
スクランブル交差点の真ん中で脱ぐとか、
でもない限り、あと6年は安倍政権が続くんだろうなあと思うのです。100円ショップのパッチン止めでねじれを解消した電気コードと同じように、政治のねじれもすっかり解消し、戦後最大の独裁者になるんじゃないかと思っているのは国民もサルも同じです。 

その立役者を担ったのが、もう間違いなく野党の没落乙ぶりにあるのはサルでもわかる周知の事実ですね。
こう書くと年がバレますが、幼い頃は自民党と二分する精力を誇っていた社民党(当時は社会党)……はソ連の崩壊と共に引導を渡され、今回の参議院選挙で死刑宣告に等しい宣告を受けたことでそれが如実に国民に理解されました。
民主の駆け抜けるような輝かしい没落以前の記事で説明したとおりです。
維新の会も、民主に変わる新しい自民党の対抗馬になりうるか!……と思いきや、党首自らが招いた多くの問題で敢えなく衰退の一途。橋本くんは今後、自民党に対抗しうる野党勢力の結集を模索しているとも聞きますが、一度ケチの付いた人間が再びトップとなったまま新勢力を立ち上げたところで国民の大きな期待を得るためには何かすっごいサプライズでも出て来ない限り厳しいのが実際のところ。
猪木に風を呼んでもらったくらいではぜんぜん足りません。

そんな中で生活をなんとか豊かにしたい国民はアベノミクスに最後の希望の光を見ているのかもしれませんね。

トップに君臨した自民党もその座から転げ落ちることのないよう、これからはガムシャラに精力争いが繰り広げられて行くことでしょう。自民の独裁について不安視する声が多いのも事実ですが、いっても時代が流れるに従って世代交代の風は吹くもの。うれしいことに今のあまり魅力の持てない政治会の唯一の期待は、小泉進次郎氏を筆頭とする若手精力の躍進に他なりません。

今はまだ、池上彰に
「こうやって上手いこと言いくるめられるんですよ」
「中身がない」
「活字におこすとたいしたこといってない」

などど滅多切りにされる新次郎氏ですが、たしかにパフォーマンスばかりが目立って中身にまだ十分な力がないのも確か。

って何様だよ俺www 

上手なパフォーマンスに十分見合うだけの知識と内容と経験をこれからもっともっと広げていってくれるといいなあと思います。
ワタクシを妻に迎えればその大きな助力となる決意は十分になるのですが……。

すみません。調子に乗りました。

今回の選挙においてはまだまだ大きな威力を出せなかったかに見えるネット選挙ですが、今回、社民党と同じようなことを言いながらも共産党が躍進した大きな要因がネットの活用のレベルの高さ”にあるのも事実。

若者が政治の世界に出てくれば、必然的にネットの活用度ももっと重要な位置を占めてくるようになるでしょうし、これからどんなに面白いことがやってくるか、今から楽しみでキュンキュンしちゃいます。

政治に期待できないという意見も大切ですが、これからの日本の未来に期待したいですね。

そのために、政治家の皆さんだけでなく、我々サル、じゃない国民も選挙に足を運んだり、ネットを如何なく活用したりして積極的に政治に参加していきたいものです。

なにかわからないことがあったら言ってくださいね。サルでもわかるようにこれからも日本国民バカ代表としてわかりやすい政治の解説に精進して参りたいと思います。

ご指導ご鞭撻今後ともよろしくお願い致します。 

<投稿>「“あんな”元総理が、今も<国会議員>・・・それは“あなたの1票”が」

お疲れ様です、3さかです。

“あんな”元総理に関する話は重要じゃないと思っていたのですが、一点だけ重要なことに気がつきました。
菅元総理は、昨年末の衆院選で再選を果たしている、今も国会議員なのです。

衆院選は<比例代表欄には、「政党名」だけを書く→各政党が得た議席数に応じて、各党が作った候補者リスト順に当選していく>という仕組みでした。
また、「衆院選は“重複立候補”が可能」。
つまり衆院選の候補者は、「選挙区と比例代表の2回、当選のチャンスがある」という仕組みでした。

菅元総理は、選挙区では落選しましたが、比例代表で“復活当選”しました。
衆院選特有の比例代表制度がなければ、重複立候補できなければ、今は国会議員ではなかったはずです。
 
(2012/12/17 共同ニュースより)


民主党政権も、3人の総理も酷かった。でも、民主党にも良い政治家はいる。だからもう一度やり直して欲しい」と思って、<比例代表>の欄に<民主党>と書いた人もいますよね?
あの元総理の票になるとわかっていたら、他の政党名を書いていたのに・・・。
と思う人もいるでしょう?
でもそういった気持ちは全く反映されることなく、そのあなたの1票が、菅元総理を再び国会議員にしたのです。
「国民から選ばれた国会議員として」ああいった言動を繰り返しているのです・・・。
 
選挙のしくみって、何か変ですよね?それに複雑すぎると思います。
(投票先は、本当に慎重に選ぶ必要があるな。候補者だけでなく、選挙の仕組みについても知る必要があるな。)と、つくづく感じました。

サルでもわかる得票率が多い三宅洋平が当選しないことの理由【比例区ドント式】

おつかめさまです。
参議院選挙もいちお終わりましたが、俺のまわりにいる若いピチピチ…から少しだけ大人になって政治に関心を持つようになってきた将来有望な友人たちには、今回の参議院選挙で
三宅洋平イチオシマジ△!!
っていう人が多かったです。ものの三宅くんは落選。

三宅氏の得票数は17万6970票で、これは当選した自民党のブラックワタミこと渡邉美樹氏の10万4176票や、行列丸山和也弁護氏の15万3303票より多い。それもちょっとじゃなくてかなり多い。
よくわかんないけど三宅洋平より得票数が少ないヤツが続々と当選しているのにオレたちの三宅が落選とかおかしいじゃんこれってマジ不公平じゃね!?」
って言っている人も結構いて、まあわからんわけでもないので今回は
”サルでもわかる比例区選挙のシステム”についての解説。よく知ってる人はスルーしてください。だけど難しい決まりやしちめんどくさいシステムでわかりにくくして偉ぶりたいのがお上のやり方ってもんです。
2013年参院選は終わりましたが、選挙に足を運ぶことはこの先の人生でずっと続くので次回の参考にしてください。

まずですね、参議院の比例区では「非拘束名簿制」を採用してます。簡単にゆーと
①政党はそれぞれまず当選順位を決めずに(誰にたくさん票が入るかまだ決まってないからね)自分の党からの候補者リストを提出

②有権者(うちらのことね)はそのリストを見てその中から「こいついいじゃん!」ていう候補者個人の名前を書くか、特にいなかったら応援したい政党名を書いて投票する

”自分の党に入った票+自分の党の候補者個人に入った票=総得票数”の合計からドント式で”この政党からは○○人”って議席数を割り振る

④党に割り振られた議席を党で票の多かった人から順に入れてく

ってやつなんすよ。
ドント式?なにそれホワイ?

ま、そうなるよね。ドント式ってのはですな。
”得票数の多い党は議席がいっぱいもらえる式”ってこと。どこの党も同じ数だけ議席があるわけじゃないのよ。
①まず一番票の多かった党が1議席GET!

②議席をGETした党は総票数を議席+1で割って(だからここでは1+1=2で割ることになる)また、一番多かった党が1議席GET!

③また議席とった党が割ってまた一番の党がGET!

続く…ってどんどん割り振られていくのよ。

ところが三宅くんは「緑の党」。緑の党の比例区総得票数は、政党票と個人候補者票を合わせても
45万7862票。ちなみに
「かろうじて1議席だけ取れたね!共産党と同じこと言ってんのになんで社民党はこんなダメなのよ?
って池上彰にツッコまれてた福島社民ですら125万5235票。緑の3倍近く取ってるけどGET出来たのはギリ1議席。つまりそれより得票数が少ない党には1議席もまわってこなかったんです。
緑の党から出てる候補者はどんだけいっぱい票が入っても
緑の党である限り絶対当選しないわけ。
だって緑の党には議席が1個もないんだもん。当たりまえだよね。
 
で、ワタミと丸山弁護士は自民党なんすよ。つまり自民党の比例区には18人分も議席数がまわってきたから上から順に割り当てても自分まで順番がまわってきて当確GET!ってなったわけ。

三宅くんだってバカじゃないから自分がけっこう人気じゃん、けっこう票入れてくれる人多くなるんじゃね?ってことはわかってたに決まってるのよ。だけど緑の党自体にはぜったい集まらないから、たぶん俺は人気者でも落選すんだなってこともわかってなきゃただのバカなの。

どうしても当選したかったらもっと姑息なやり方とかあるわけ。たとえば
議席がいっぱいもらえるであろう自民党から出馬して当選したあと、ソッコー緑の党に鞍替えるとか。
自民党だって三宅くんがそうするだろうなーってことくらいうすうすわかるだろうけど、三宅くんが自民党比例区にいればなら”三宅票=自民票”。自民としても票がいっぱい入るからぜんぜん大歓迎するわけ。よく考えたらズルいやり方かもしれないけど、それやってる人いっぱいいるから誰も文句言わないわけ。
「ちょっとズルくても俺どうしても議員になったらデッカいことやるし!そんくらいのズルとか必要悪だし!」
っていう気もする。比例区から出馬する限り、どんなに
「三宅くんに一票!緑の党とかどうでもいいけど三宅くんに入れる!」
って人がたくさんいても、それは三宅洋平のいる緑の党”の票になるのよ。山本太郎が当選したのは比例区じゃなくて選挙区だから。選挙区は個人名で投票するからタロウは「俺タロウに入れる!」っていう票をそのまま自分の票に出来たわけ。システムはシステムとしてそれを上手く利用するのが頭脳プレイってもんなんすよ。

一票の格差についてはずっと前から超問題あんじゃんって言われてるし、是正してかなきゃならないとも思う。おかしいじゃん!って意見も多いのが現状です。だけど今回はおかしかろうがなんだろうがそういうシステムでの選挙だって最初からわかってたはずだからそれで落選しておかしいじゃんとか言ってもしょーがないのよ。もし三宅くんがそれを知らなかったなんてことがあって、もし
「こんだけ人気あんだから落選するとかありえねーし!」
とか思ってたとしたら超バカだよ。1人で突っ走って勘違いして悲劇のヒーローぶっているだけの愚かなピエロだよ。三宅洋平を本気で応援するんなら彼をもっと信じるべきなんだ。三宅氏は落選するとわかっててもなお、緑の党から脱原発を訴えて立候補することに譲れない強い信念を持っていたのだろう。たぶん彼は議員になることが目的なんじゃなくて、選挙のムードに新風を入れたかっただけなのかもしれない。
ま、俺ならぜったい当選する方法を選ぶけどね。

「オレたちの三宅さんがこれだけ得票数あるのに落ちてる。マジおかしくね?超ムカつく」

とか騒いでも
「バカじゃね?選挙のシステム知らねえのかよ(冷ややか)」
って思われるだけなの。納得いかないなからそーゆー非難の仕方じゃなくて
「当選者の最低得票数と、落選者の最高得票数にこれだけ差があるのは実に問題なのだ(キリッ)」
って言うべきなんすよ。おわかり?

このシステムを利用する画策行動もけっこうあってさ、例えば
「ワタミ嫌いだからワタミは落選させてぇー!」
って思ったとするじゃない?まあ当選したけど。
そしたら、たとえば同じ自民党でワタミとビミョーな位置で得票数の順位を争ってる人に入れればいいのよ。それでもしそいつが僅差でもワタミに勝ったらそいつが議席数の順番に滑り込んでワタミ寄り切って押し出しで落っこち!みたいになる可能性があるわけ。ほら、ワタミってギリだったじゃん? 

そんなわけです。

新しい選挙制度研究会での今後の活動に注目を集めたいですね。なんとかこちらのブログに閲覧件数が増えるよう、フォロー及び拡散お願いします。 
 

<投稿>「参院選の結果と、“マスメディア版近隣諸国条項”」

今晩は、3さかです。

参院選の結果は、良かったのかどうか、私はまだよくわかりません。
気になるのは日本のマスメディアです。

この結果を受けて日本のマスメディアはーーー
参院選の結果に対する、海外の反応です
中国は~、韓国は~、日本の軍国主義化、右傾化を懸念しています
“海外”と言いつつ、ほとんど中国と韓国の言い分ばかりを報じています。

自分たち(中国、韓国)や他の国が普通にやっていることを、日本がやると「軍国主義だ!右傾化だ!」と?

違います。日本は“普通の国”になろうとしているだけです。


こういう報道も“日本のマスメディア版近隣諸国条項”の表れでしょう?
<近隣諸国条項>とは
『教科書の検定基準の一つとして定められた「近隣のアジア諸国との~(略)~必要な配慮がされていること」という規定。
教科書検定において中華人民共和国や大韓民国等の主張に反する記述は修正を迫られ、他国の歴史観に迎合することを強いられている。』

そんな「海外の反応~」なんて報じなくていいから、この↓ニュースをもっと報じて欲しいです。

このニュースを知っても、<不安が0>にはならないでしょう。
でも不安が少しは減ると思いませんか?

サルでももう申したい公職選挙法

参議院選挙も閉幕し、あけてみれば得票率は53.61%。つまり投票に行ったのは有権者の半分ってことになります。
過去3番目の低さってこと。これをどう見るかはそれぞれだけど…。

それより俺、法律とかよくわかんないから選挙のたびに思ってたことがあるんです。 
選挙ってさ、いつもいつも「票を入れてくれ〜い」っていうのはほんとマジうるさいぐらい言うのに、「入れてくれてありがとう」とは決して言わないのね。街頭演説で。

そんなわけで調べてみました。
> 選挙運動は、選挙の公示・告示日から選挙期日の前日までしかすることができません。(公職選挙法第178条)
> 違反した者は、1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処することとされており(公職選挙法第239条第1項第1号)選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第252条第1項・第2項)
> 選挙が終わってから当選又は落選に関して選挙人にあいさつすることは、選挙運動と関係なく社会生活の上で当り前のように思われますが、そのために多くのお金を使ったり、事後買収が行われないとも限りませんから、選挙期日後であっても当選又は落選に関し、選挙人にあいさつをする目的をもって次のような行為をすることは禁止されています。
○戸別訪問したり、当選祝賀会その他の集会を開催したり、パレードを行ったりすること 
○当選お礼のはがきや看板を頒布、提示すること。ただし、自筆の信書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書はさしつかえありません。(選挙管理委員会HP) 

え、そうなんだ…つまり選挙のあとで街頭演説しちゃいけないってことみたいですね。よくわかんないけど。
たとえ、当選しなかった候補者でも、そういうことが大切だと思うんだけどな。で、それができる政党や候補者がいれば、入れるのにな。

法律のことがよくわからないサルなので、なんで禁止なのか厳密には理解出来ていないのかもしれない。選挙管理委員会の偉いヒトが言っているように多くのお金を使ったりってことは確かにあると思う。
だけどそのお金って無駄なことなの?「選挙入れて〜っ」てお願いにお金を使うのはオッケーで「入れてくれてサンクス!」っていうお礼にお金を使うのはいけないわけ?
ホワイ?なんで?

お礼を言うってのも意味のあることだと思うんです。それは当選した人だけじゃなく、むしろ落選した人こそもっと。
「投票に足を運んでくれてありがとう!今回残念ながら当選には至りませんでしたが、皆様が期待してくれたことは決して忘れません。皆様の入れてくれた清き一票を無駄にすることなくこれにへこたれズにワタクシはこれからも精進して参ります!(キリッ)」
とか、そんな思いが有権者に伝われば、たとえ消え票になってしまった人だって「行ってよかった」って思うんじゃないかな。
頑張って、夏の貴重な日曜日、キャンプにも海水浴にもBBQにも行かず、暑い中投票会場まで足を運んだことは決して無駄じゃなかった、って思うと思うんだけど。

もちろん、オフィシャルホームページなどで「ありがとう」って書いてる候補者も多い。だけど、選挙の直前まであんなにもギャーギャー来る日も来る日も街頭や車から叫び続けていた候補者の選挙活動に
「チッうるせーなマジとか思ってた人も多いと思うんだ。
「寝たばかりの赤ちゃんが起きちゃったじゃないの」とか「会社に遅刻しそうなのに呼びとめてんじゃねーよ」とか。だけどみんなそんな不満を感じても我慢してるんだよね。仕事帰りに疲れた身体で最寄り駅に降り立ち、そこで演説している候補者に、わざわざ立ち止まって応援の声をかける人もたくさんいる。暑い昼間に毎日かけつけてたおばーさんだっているんだよ。 
「有権者の半分しか投票に行かなかった」とか言うけど、よく考えたら、
有権者の半分は行ったのよ。投票に。

もちろん規制は必要だと思うけど、もう少し、柔軟な選挙法になればいいのになって思いました。
有権者のほとんどが公職選挙法の詳しい詳細なんか知らないし、もし
「選挙後の活動ってこーこーこーゆー理由でダメなんすよごめんよ。でもわかるでしょ?」
みたいなちゃんとした根拠があるならきちんと告示してほしい。
「それなら納得俺!」
って有権者が思えるような。

右翼の宣伝カーは連日のように駅前で騒ぎまくってて、アレが許されてるのに、まさか候補者が選挙のあとに駅前で騒ぐのがダメとは思わないです。

そんなことを考えたのでした。 本日、高円寺の駅前はとっても静かです。

ところで石破さんの顔があんなに焦げてたのはなんでなんすかね?火事? 

7月22日本日の新聞一面

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産経 自公70超「ねじれ」解消

朝日 自公圧勝、衆参過半数

讀賣 自公過半数ねじれ解消

自民党一人区圧勝

民主党惨敗
細野幹事長辞意

新勢力
自民党115 +31
民主党59  -27
公明党20 +1
みんなの党 +5
共産党11 +5
維新9  +6
社民党3 -1
生活2  -6
改革1  -1
みどり0 -4
諸派・無所属4 -4

改憲賛成派162議席届かず。但し公明党を加えれば164議席。


憲法改正をするには、まずは国民投票法等、改正手続法の整備と議論を深める事が大切だろう。しかし、以前より格段に議論がし易くなった事は確かだ。

それよりも投票率が引く過ぎて52.61%前後って。
選挙に行かない棄権した日本国民の有権者約48%は無責任だと思う。

選挙記者(妖精)さんが、書いた記事に集約されているから重複するんで新たには書かない。

ただ次の国政選挙は平成28年7月までは無いんだ。
それまで棄権した日本国民の約48%の方々は、政治に対する不平不満を口にしない様に。自ら投票と云う権利を放棄して政治に口を挟む権利すら放棄したんですから。


〈文責:web書店「ひっそりこっそり」店長〉

サルでもわかる参院選挙のススメ。投票に行かないとか、それってちょっとダサくない?

ギリギリ投稿失礼します。
期日前投票や不在者投票などを利用することもなく、また介護者や障害を持つ人の代理投票や郵便投票にも該当せず、ファクシミリによる洋上投票や南極投票にもあんまり一致しない国民は今日の夜8時(たぶん)が期限になります。今回の選挙に対して、いまいち有権者の関心が薄いとか言われてますが、うちの杉並区は三宅洋平氏がいるためか、自分のまわりはみんな盛り上がっておりますよ。

それでも、やっぱりまだまだ選挙に興味のない人は多いよう。そんな方々に、差し迫る投票時間ギリギリになりますが、一言だけ言わせていただきたい。

それってちょっとダサくない?

最近の政治に不満の多い人、たくさんいるよね。いってみれば俺もそう。とんでもないことを堂々と言ってのけるジジィ、じゃない政治家や平気でウソをつく政治家、とぼける政治家、頭髪ズラ疑惑の政治家、隠蔽疑惑や犯罪疑惑の政治家、逆になーんにもしない政治家、毎日のようにそんな話題が満ちあふれ、国民が不満と憤りを感じるのは至極当然のことです。

だけど!我々一般国民に唯一与えられた権利「投票」。これに参加しないで文句だけ言うのって

はっきりいってダサくない?

仕事もしないで上司の悪口ばっか言うダメ社員みたいじゃない?
みんな国民として堂々と頭のおかしな政治家に文句が言えるように、やることはやっとこうぜってこと!
別に大変なことじゃないんだもん。投票するのに1000円払えとか、わざわざ暑いのに霞ヶ関まで出向けとか、投票さして下さいって土下座してお願いしろとかそんなわけじゃない。
投票会場は家から近いところになってるし、わざわざ親切に地図まで送ってくるからGoogleマップで調べる必要もないし、投票は所得や偏差値や容姿の如何に関わらず、平等にプライスレス。水道代を滞納していたり、決められたゴミの日を守ってなかったり、そういや昨日道にガムを吐き捨ててたり、道路交通法違反で免停中だったり、NHKの受信料を一度も払ってなかったりしても大丈夫。
仮に年金を何年間か滞納していたとしても問題ありません。
もしかして運よくメディアの出口審査に遭遇したりすれば更に偉そうなしたり顔で自分の意見が言えちゃう。これが全部タダ。
これってすっごいおトクなことじゃない?

なんだかちょっと勘違いをしている人がこの期に及んでまだいるようなので一応確認しますが、今回から導入された
「ネット選挙」。これは決して
インターネット上で投票できるわけではありません。
大学生の25%が誤解してるらしい。まあ間違えやすい名称ではある。
「ネット選挙」とは、
インターネット上で選挙運動ができる制度のことです。
俺たちが投票する方法は今までと同じ。投票箱に紙を入れるアレです。紅白歌合戦の最後にやってるやつと同じ感じのやつです。それが今日の午後8時までなんだよ。

「送られてきた気もするけど投票の紙どっかになくしたowz」

「うっかり投票の紙を忘れて外出なう。取りに戻るひまとかないしowzzzz」


あるある!!しかしながらそういう方もノープロブレム。持っていくのが決まりと思いがちですが、ぶっちゃけ持ってなくても身分証明書的なやつをチラ見せすれば投票は出来ます。赤ちゃんや小さな子供を連れてっても大丈夫!目の不自由な方には点字投票があります。車椅子でもちゃんと誘導してくれます。

そんなわけでほんとマジ、ギリギリになってなんですが、参議院選挙における投票のしくみ」をここでおさらいします。あー、もう時間がない。これ読んだらすぐ行ってね。

① 参議院選挙は”選挙区選挙””比例代表選挙”からなりますので、2回も投票することが出来ます。2つも投票できるとか滅多にないし。超ラッキーな機会ですよ。

”選挙区制度”とは、都道府県単位で行われます。自分の住んでいる地域の候補者の中で、一番投票したい人個人に入れる票。近所のあちこちの掲示板に貼ってある候補者の好きな人に自分の自由に勝手に入れていいんです。上司の圧力や鬼嫁の命令などに屈することもありません。だってあなたが誰に入れたか、誰もわかんないし。
おまえの言ってること超カッコいいじゃん!と感じた人に入れるのがまぁ普通ですが、どうしても誰がいいこと言ってるのかわかんない人は、この際、顔が好みな人に入れてもかまいません。

”比例代表選挙”とは、全国単位で行われます。俺たちは投票したい人個人か、もしくは応援したい政党に投票します。どっちだっていいんです。個人的だと誰がいいのかわからない人は、政党の名前でいいんです。
どの政党がいいのかすらわからない人は、もうアレです。この党だけは絶対許さんガッデム!というムカつく政党のなんとなくライバルっぽい党に入れればいいんです。
AKBの大島優子が好きじゃないから大島優子を1位にしないために指原莉乃に入れるのと同じです。

また、「自分の一票があんまり影響ないとつまんない」と思う人は、マスコミが「当落線上のビミョーなとこにいます」と騒ぎ立てている候補者の、こいつけっこういいんじゃね?と思う人に入れることをオススメします。そういう場合は、あなたの入れた一票が当選するかしないかの貴重な票になるわけ。あなたが入れたか入れないかが、その人の当落に超重要になるわけ。

これだけ!かんたーん。これでもわからない人は、とりあえず投票会場に行けば「投票の注意書き」が貼ってありますし、そこにいる係の人に聞いても結構親切に教えてくれます。送られていた投票のお手紙をなくしてしまった人も、インターネットで投票することはまだ出来ませんが、インターネットで自分の住んでいる住所から投票会場を検索ことは可能。「○○区○○ △丁目 投票」とか打ち込んでググってみてください。

投票したあと、ネットやテレビの開票速報なんかを見ながら
「俺の一票ってかなり正解じゃね?カッケーじゃん俺!」
とかほくそ笑むのもまた楽しい。
「こんなバカが当選するとかわかってねえな。次はもっと仲間集めて投票行って、こいつを落とすしかないな」
と地団駄踏むのもまた一興。

とにかくさ、最近の政治情勢にあったまきて沸騰しそうなあなたこそ、選挙にいかないとかマジありえないわけ。右翼でも左翼でもそんなこと事態どっちも勘弁でも、それを言うチャンスってここしかないわけ。
「自分は政治社会の現状に諦めと脱力を感じているからこそ、投票しないという行動でその気持ちを世論に表現したい云々」 
とか思っちゃってる人、それって残念ですが、ただの勘違い大賞です。
仮に日本国民の全員が選挙に行かなかったとしても、国民ががっかりしている政治家たちは
「自分たちにそんなにも魅力を感じてもらえないんだorz」
とは決して考えません。
「投票しないなんて、国民の意識レベルも下がったもんだいやはや実に情けないな」
となるだけです。 
「もう国民はみんな意識レベル低いから、俺たち何やっちゃってもだいじょぶなんじゃね」
となる危険性すらあるのです。 

あら、これってもう大変じゃないですか。もう行くしかないですよ。お隣で朝からギターかき鳴らし続けてる山田くんも、引っ張り出して一緒に連れてってください。隣に住んでれば確実に投票会場は同じです。 2階の部屋にひきこもったまま萌え系サイトを見続けている息子も、この機会に一緒に出かけましょう。ついでに投票後は
「若者が政治に関心を見せず、どこかに遊びに出かけているこの時代におまえは本当に偉いな。パパは誇りに思う」
と褒めたたえ、帰りは投票所の近くのコンビニで「ア○ヒスーパードライ」でも購入し、手渡して一緒にプシュっとやればもう完璧です。そして息子はそのまま部屋に戻さず、夜は一緒にホットプレートで焼き肉でもしながら、MXテレビ「池上彰の参院選ライブ」を楽しみましょう。選挙について実はいまいちよくわからないお父さんも
とりあえず池上彰に賛同していれば、息子には確実にカッコ良く見えます。

もし、息子が池上彰と違う意見を言ったら
「池上彰に堂々と反論出来るなんて、おまえはなんてすごいヤツなんだ。パパは感動した!残りの肉はおまえが全部食え」
と言ってあげましょう。

さ、ギリギリ記事はこれでおしまい。残すところあと数時間。
参院選投票に行こう!! 

7月21日本日の朝刊一面

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朝日 経済・憲法・原発問う
参院選きょう投開票

讀賣 アベノミクス評価問う 参院選きょう投開票

産経 「ねじれ」に審判
きょう投開票 未明、大勢判明


自民・公明両党が63議席以上で過半数になる。
70議席以上ならすべての常任委員長を握れる安定多数となり国会運営が主導出来る。

自民党が72議席以上獲得出来れば単独過半数。

憲法改正と云う観点で見た場合、自民、みんな、維新の改憲賛成派が99議席以上になれば憲法改正の発議が出来る3分の2以上162議席に達する。

次の6年、その間を後悔しない為にも選挙に一票を投じましょう。

『政治は誰がやっても同じ』ではない事は、昨年の総選挙以来、実感出来た方も多いと思います。より『決める政治』の実現する事が如何に大切なのか民主党3年3ヶ月の「暗黒の時代」を思い出して、投票所に向かいましょう。


〈文責〉web書店「ひっそりこっそり」店長

<投稿>「(投票先をじっくり選ぶ時間はない。でも少しは候補者の方針を知って選びたい)という人へ」

こんにちは、3さかです。
(投票先をじっくり選ぶ時間はない。でも少しは候補者の方針を知って選びたい)という人はいますか?
今回の記事があなたの参考になれば嬉しいです。

<YAHOO JAPAN みんなの政治 参議院選挙2013>というページ 
<トップ>
→<自分の選挙区>をクリック
→<どの候補者でもいいので、写真をクリック>
→画面を下にスクロールすると<アンケート結果>が載っているので、あなたが重視している項目の<他の候補者の回答結果を見る>をクリック

すると、その選挙区の候補者の回答が一覧できます。これを見れば、少しは候補者について知ることができると思います。

私は選挙区の関係で、本当に応援したい人に投票できません。残念です。

“比例区”の選び方なんですがーーー
このヤフーのサイトは、「比例区候補者のアンケートの回答」は一覧できません。
だから、<比例区>の方は一人ずつ調べるしか・・・。

もしあなたも「<TPP>の実態をわかっている人に投票したい」のならば、手間を省く方法があります。
 
<TPP参加の即時撤回を求める会>という会があります。
その参加者の名簿に名前が載っていて、今回の選挙に<比例区>から出ている人は
「有村治子 佐藤信秋 橋本聖子 山田俊男(敬称略)」
の4人です(見落としがあるかもしれませんが)。
あとは、この4人の方針をチェックして選ぶという方法はどうでしょう?
ただしこの方法は、<現職候補>に限られてしまいますので、ご注意下さい。  

いずれにしても、せっかく投票に行くのなら、<比例代表>も「政党名」ではなく「候補者名」を書いた方がいいと思います。
「政党名」では、誰を後押しすることになるかわかりませんから。

では、またお会いしましょう。

<投稿>「私たちができる“ブラック企業”対策、そして“給料を上げる”為にできること」

お疲れ様です、3さかです。

このところ話題になっている“ブラック企業”(低賃金・長時間労働、従業員を使い捨てる企業)ですが、消費者側から見ると、「低価格でモノやサービスを提供している、“良い企業”」とも言えませんか?
多くの消費者がそれを支持してきたから、“ブラック企業”は繁栄してきたのです。
企業・株主側から見ても、それらの企業は<低コスト・高収益>の“優良企業”とされています。

かくゆう私も消費者として、“ブラック居酒屋”などを利用(支持)してきました。
だから私も“ブラック企業の共犯”です。
すみませんでした。


その反省もこめて、「“ブラック企業”対策」≒「給料が上がるようにするには」どうしたらいいかーーー

私たちにできることとは
“ブラック企業”とは反対の“ホワイト企業”(従業員に優しい企業)のモノやサービスを買う。(支持、応援する)」ということです。
~~~~~
 「多くの消費者(国民)が“ブラック企業”よりも“ホワイト企業”を支持、応援するようになる」
→「従業員に“優しくする”ことが売上げ増に繋がる」
→「企業は自発的に“賃上げ”をする。“ホワイト企業”になっていく」
→「やがて巡り巡って自分の給料や雇用に還ってくる」、「国(政府)、企業、国民の“3人4脚”」で、良い方向に進んで行く・・・。

~~~~~
はい、「一番安いモノを買わずに、“ホワイト企業”のモノやサービスを買う」というのは、苦しいことだと思いますよ。
<従業員に優しい&払う給料が高い“ホワイト企業”>のモノやサービスは、他の企業に比べて割高なはずですから。

でも、時と場合によって<買い手>と<売り手>は入れ替わりますよね?
だから長期的に考えると、実は「お互い様」というのが“最も合理的”なんだと思います。
<むかし話>っぽく言えば、「ひとに“安さ”を求めると、自分も“安さ”を求められる」という話ではないでしょうか?

選挙が終わっても、「誰かを支持、応援すること」「私達が選択すべきこと」はあります。
「全て政府や政治家にお任せ。何でもやって貰う」のではなく、「私達にできること、やるべきこと」があると思います。


では、またお会いしましょう。

<投稿>「“成長戦略”を作っているのは○○の会長と※※※の会長」

こんにちは、3さかです。

このところ、<成長戦略>という言葉をしばしば見聞きしますよね?

政府の<産業競争力会議>という機関が、成長戦略として
一般用医薬品(大衆薬)のネット販売を解禁すべきだ
雇用の流動化を進めるべきだ
という案を出しています。

しかし、『医薬品をネット販売すること』は、多くの国民の雇用改善や所得増に繋がるでしょうか?
医薬品を買う店が、近所の薬局やドラッグストアから、ネットショップに替わるだけ」だと思いませんか?
まぁ「自分で直接買いにくい薬(“イエロー門”関連の薬など)」は販売数が増えるかもしれませんが・・・。

雇用の流動化を進めるべきだ
これは「正規社員が解雇し易くしよう。派遣やパートなどの非正規社員を増やそう。」というような話です。
それが多くの国民の雇用改善や所得増に繋がります?
――――――――――――――――――――

「医薬品のネット販売が解禁になると儲かる」と言われているのが、<ケンコーコム>という会社です。
この<ケンコーコム>は<楽天>の子会社で、<楽天>の代表取締役会長兼社長は三木谷浩史氏です。
(参照 ケンコーコム 第19期(2013年3月期)有価証券報告書


“人材派遣業界大手”の株式会社パソナグループ取締役会長は竹中平蔵氏です。
(参照 株式会社パソナグループ 会社概要 )
 

両氏は“成長戦略の司令塔”といわれている、<産業競争力会議>のメンバーです。


イメージが良いので多様される<成長戦略>という言葉ですが、「何の為か、誰にとっての成長戦略か?」ということに、注意して下さい。
成長戦略だ!」と言っている人は、どういうつもりで言っているのかを見極める必要があります。
面倒ですが、それも私たちの責任だと思います。


では、またお会いしましょう。

7月17日本日の讀賣新聞一面『衆参ねじれ解消確実』

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7月16日産経新聞一面『与党圧勝へ自民「70」迫る』


もう自民党の圧勝は間違いない。
あとは投票率がどれだけ上がるのか、だ。

有権者の皆さん、きちんと投票に行きましょう。前にも書きましたが、有権者は納税監視員。自分達の給与から天引きされている所得税は私達の血税です。選挙に行かないと云う人は自分の血液を垂れ流して自滅の道に進むだけ。自分自身の血液を垂れ流し続ける事に、なんの意味があるのでしょう?
行くのがかったるいと思う人は、自らの首を絞めているだけです。投票する事は、政治家の暴走や無駄なODAを止め、私達日本人の為に直接使われる様に、一部の政治家の思惑を潰す事、税金の使い道を日本国民の利益にだけ限定し、他国のみに利益になる私達の税金の支出に歯止めを掛ける為の一歩なのです。自分自身の天引きされている税金は自分自身の血液同然。ならば、自分達に還元出来る使い道をしているかどうかのチェック!私達は有権者であり納税監視員なんです。一票投ずる事、それは与党に厳しく、野党にもより厳しく審判を下す機会が選挙であり、国民の意思を示す機会なのです。


文責:Web書店「ひっそりこっそり」店長

【続】サルでもわかる野党低迷についての解説

選挙記者の妖精うーたんです。
前回、野党(というか民主党)の低迷理由についての第一要素
元代表鳩山由紀夫問題について解説させていただきました。今回は第二弾。
最高顧問菅直人問題についてお話したいと思います。相変わらず個人的な考察なので異論反論も歓迎します。

菅氏の掲げる政治理念の1つに
「人工的ユートピアは存在しない」
というものがあるそうです。なぜ日本の政治において”ユートピア”などというイギリス人思想家の作ったラテン語の造語を使用したのか今もって意味不明ですが、とにかく
「現実社会の枠組みの中で不幸を最小化する」ってことらしいです。

しかしながら現実社会の枠組みの中で不幸を最小化するはずの菅氏は、先の福島原発問題において
現実社会の枠組みを遥かに逸脱して不幸を増長させてしまいました。

先日、東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長が亡くなられました。
吉田元所長が死去した際、自身のブログで「吉田所長の死を惜しむ」と題し
「吉田所長は東電上層部の意向に反して独断で海水注入を継続した。英断だ」
「私を含め官邸の政治家は海水注入は当然と考えており、誰も中止を指示していない」
と述べた菅氏。まるで
自分も海水注入を主張していたかのような驚くべき誤解を招く自己弁護と他者攻撃に他なりません。

とにかく菅直人という男はわかりもしないのに愚かな浅知恵で悉く口出しをしてくるわけです。 福島第一原発にて水素爆発が起こった前日の3月11日には
「俺が陣頭指揮を取る」
「俺が行くまで何もするな」
「俺は原子力にもの凄く詳しいんだ」
とかなんとか息巻いて自信満々ヘリコプターに乗って現地に乗り込む考えの愚かさ。

一分一秒を争う状況の中でも、首相が来て「説明しろ!」などと言われたら現場の責任者は首相の応対とかしなければいけないわけです。たとえ後に有識者に向かって
「臨界って何だ?」と尋ねる程度の詳しい首相であったとしても。

……福島第一が水素爆発したのはその翌日のことでした。 

吉田元所長は、東電本部の指示に逆らい、独断で海水注水を続行したことで多くの国民から賞賛を浴びましたが、事実関係をたどると、東電が吉田氏に海水注入中断を求めたのは
菅氏自身が「再臨界」に強い懸念を見せたから
なのです。爆発後の3月12日に開始された海水注入は、菅氏が「激怒している」との情報を受け、55分間中断していたことが一部始終を目撃していた関係者の証言でわかっています。
菅首相は注入開始について「聞いていない」と怒りまくり、海水によって再臨界が起こる危険性を指摘していたということですが、海水注入の中断がどのような影響を及ぼしたのかについて北海道大の奈良林直教授(原子炉工学)は
「海水の注入は続けるべきだった。注入できなかった55分間は、圧力容器に対して非常に厳しい状況だっただろう。たとえ炉内の状況が分からなかったとしても、メルトダウンや圧力容器の損傷を防ぐ意味で注入を続けるべきだった。ホウ酸を加えることは間違いではないが、注入を止めてまですることではない」
と分析しています。

5月31日の衆院震災復興特別委員会では
「海水を入れると再臨界するという話があるじゃないか。君らは水素爆発はないと言っていたじゃないか。それが再臨界はないって言えるのか。そのへんの整理をもう一度しろ!」
という菅氏の答弁事実もあります。 
これを責任転嫁と呼ばずしてなんというのでしょう。 

確かに首相官邸にいたままで菅直人のできることといえば、情報を得るために、テレビをじっと見ているかろくに情報もないままやみくもに命令するか、の2択しかありませんでした。しかし後者を選び、ろくに情報もないままヘリで乗り込んでも、首相の得られる情報は官邸でテレビを見ている時と同じなのです。「時期尚早」という遠回しな表現はもっとわかりやすい日本語にすると
「おまえ邪魔だから来んな」という意味なのです。そんなことも理解せずに乗り込んで邪魔をして、その翌日に起こった爆発を防ぐどころかむしろ増長させた菅直人は、天才バカボンのマンガの中で感情に任せて四方八方にピストルを打ちまくる警官と同じです。彼は現実世界の天災バカボンになってしまったのです。

震災直後にもなんのパフォーマンスか知りませんがわざわざ自衛隊服を身に纏い、耳に大型のレシーバーのような耳当てを当ててヘリコプターの窓から下界を覗いている映像をテレビで流した菅氏の姿が記憶に残りますが、かいわれを貪り食う事件で見せた見え見えのパフォーマンスは、震災被害とそれに伴う原発問題という多くの人命と未来を抱える重大問題に対してもまったく同じだったのです。当時ボランティアで被災地の現状を目の当たりにしていた自分はいったいどういった感情であのような行動を取ることができたのか、氏の心の余裕の間違った方向性に言いようのない憤りを禁じ得ませんでした。

こんなにまで多くの人命及び日本の未来について一刻を争う時に至っても、己の進退と大根演技を優先させ、自らの知識の欠如を認識できない、そんな人間が最高顧問である党に対し、国民が不信感を抱いてしまうことは当然といえるでしょう。

そこへタイミング悪く消費税増税問題が最後の切り札となってしまいました。消費税の増税に関しては、賛否両論あります。反対意見も多いですが、将来的なことを考えれば必要なことであるという認識も少なくありません。しかし、このような民主党に対する不信感が募る中で決めた消費税についての決断は、国民に納得するだけの余裕を与えなかったのです。まあ当たりまえといえばそうでしょう。

そんなわけで2回に渡り、民主党低迷の理由について述べさせていただきました。言い出せばもっとあるのですが、これ以上、期待できない政治家について羅列しても未来は切り開けないので、次回からは、政治の世界で希望を見いだせる輝きの原石発掘に勤しんでいこうと思います。

よろしくお願いします。 
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