ネットが労働組合や地方議員の後援会、政党支部などの組織を上回る力を発揮したのではないかと思われるのが、東京選挙区から立候補して当選した山本太郎氏の陣営である。

民主党の組織票を打ち砕き、現職の鈴木寛氏を落選に追い込んだのは、山本太郎氏の陣営に集まったボランティア選挙運動家たちである。

インターネット選挙運動解禁の立役者の一人であった鈴木寛氏にとってはインターネット選挙運動が思いもかけず自分の足を引っ張ってしまったようだ。
鈴木寛氏の足を引っ張った最大の「功労者」が菅元総理であることは誰しも認めるところであろうが、山本太郎陣営のインターネットを通じてのネガティブキャンペーン選挙運動の効果も大きかったようだ。


インターネットは、使いようである。
勢いに乗った人がインターネットを使うと一晩で情勢を引っくり返すこともできる。

山本太郎氏は、自民党の都議会議員、区議会議員の後援会組織や東京都医師会組織に支えられた組織選挙を展開した自民党の現職の武見氏の得票を上回る票を獲得したのだから、やはりインターネットは組織を上回る力を発揮すると言うべきである。


今回は、インターネット選挙運動を有効活用した陣営は少なかったようだが、これからインターネット選挙運動が選挙運動の主力になる。
特に地方選挙で大きな効果を収めそうである。
何のとりえのない人では役に立たないが、一定の活動実績があり、しかも将来への期待可能性のある人が名乗りを上げるとあっという間に現職批判の受け皿になっていく可能性がある。


挑戦者が圧倒的に有利になるのがインターンネットを通じた選挙運動である。
若い方々は、もっと勇気を持って政治に挑戦した方がいい。


ネットは、いずれ組織を凌駕する。