私を蹴飛ばした訳でもなく私は痛くも痒くもなかったが、驚いた。

私が演台にしていたビール瓶の箱を蹴飛ばした人がいる。
私は痛くも痒くもなかったが、ご本人はさぞ痛かっただろう。
様子を見ていた人が近くの派出所に連絡し、数名の警察官がその男の人を連れ去った。

選挙の自由妨害の現行犯である。

逮捕されてさぞ驚いただろう。

私も驚いた。

選挙の前だったらこの程度の小競り合いはよくあるから、私自身多少不感症になっていたのだと思うが、選挙の本番でビール瓶の箱を蹴飛ばしたら即警察の留置場に直行である。
警察官から説諭されてゴメンナサイと謝れば帰して貰えると思ったら、これがトンデモナイ勘違いである。
逮捕されてそのまま留置場に直行である。
1日で出られるかと思えば、これも間違い。
2日経っても3日経っても出られない。

演台を蹴飛ばすぐらいだから当時の自民党に対する不平不満が相当募っていたのだと思う。
口で言うのでは気が済まないくらいにストレスが溜まっているから、多分警察官に対してもなんで俺を逮捕するのか、自分は悪いことはしていない、などと喚き散らしたのではないか。

単純な人は、ついこういう間違いをやってしまう。

ひょっとしたら自分の住所、氏名なども黙秘したかも知れない。
いったい何日勾留されたのか知らないが、この人は起訴され裁判を受けることになった。
多分裁判が終わるまで釈放されなかったのではないか。

選挙の自由妨害の罪に対する処罰は、皆さんが考える以上に重い。
一罰百戒ではないが、候補者に手を掛けたりしたら絶対に許されないと考えておくことだ。

この参議院選挙でも東京選挙区から立候補している民主党の候補者が聴衆から殴りつけられた、というニュースが出ていた。

私もその真面目さを買っているいい候補者である。
人間としては、信頼のできる政治家である。
しかし、それでも現在は民主党に対する批判を一身に引き受け、罵声を浴びる存在になっているということのようである。