名も無く貧しく美しい人は、やはり浮上できない。
これが、私の結論である。


人物本位で選びたいと思っていたが、やはり政党の公認を得られないで立候補した人の名前を書くのは躊躇される。
私もかつて無所属で参議院選挙に立候補したことがあるから、無手勝流の手作り選挙が如何に爽快なものかよく知っているが、しかし、結局は自己満足の世界であって、無所属では厳しい選挙戦を勝ち抜くことはできない。
まあ、くれぐれも怪我をされないように、皆さん、独自の戦いを見事に戦い抜いていただきたい。

多分独自の戦いをするはずのお一人に、参議院東京選挙区に立候補しているマック赤坂氏がいる。
私のところにどうしたら当選できるだろうか、とわざわざ教えを乞いに来られた人だ。
当選する方法などないし、当選を請負うようなコンサルタントなど一人もいない、と教えてあげたのだが、それでも立候補を諦めなかったようである。

実に真面目な人物であった。
どうやっても当選する目はないのだが、それでも政治にかける情熱は冷めなかったようだ。
選挙の神様は熟読されたようだから危ないことはされないと思うが、存分に選挙を堪能されればいい。
こういう人は、選挙を楽しめる達人だから、まああまり心配する必要はない。


選挙を楽しもう。


選挙戦の中盤戦を迎えて必要なキーワードは、これである。

どうやったら選挙を楽しめるようになるか。
これを皆さんと一緒に考えておきたい。

具体的な選挙区の候補者を取り上げて考えるのがいいだろう。


東京選挙区がやはり面白そうだ。

自民党公認の二人はどうやら磐石の戦いを進めているようで、安心して眺めていればいい。
選挙違反さえしなければそれでいい。
勿論、東京選挙区における公明党の強さは実証済みである。
この三人を除くと、あとはどう転ぶか余談を許さない状況である。


私の見るところ、共産党の動員力の回復が目覚しい。
街頭演説によく人が集まっている。
多分四人目は共産党の候補者になるのだろう。

東京選挙区は5議席だから、残るは1議席ということになる。
民主党、みんなの党、維新、その他でこの1議席を争っている、ということだ。
今後の運動如何では共産党を引き摺り下ろすことも不可能ではない。


だから、面白い。


参議院東京選挙区で選挙直前になって公認を取り消された現職の参議院議員が無所属での立候補に踏み切ったが、この候補者は、貧しいか美しいかは知らないが、名が無いわけではない。
市民運動家のチャンピオンである菅元総理が応援しているくらいだから、市民運動家のネットワークに乗ってそこそこの成績は上げるだろう。
この候補者がどんな選挙運動を展開し、どのような成績を残すのか。
やりようによっては、「落ち目の民主党」公認よりも、「選挙直前になって公認を取り消された可哀想なお姫様」の方が同情が集まるかも知れない。


無所属を名乗っているが、もう一人世間の注目を浴びそうな候補者がいる。
選挙の直前には200人のボランティアが集まって気勢を上げていたようだが、今はボランティアが1000人ぐらいになったという。
ボランティアの数がこのまま増えて1万人に達したら、この候補者は有力である。

一定のカリスマ性とその陣営に相応の組織力がある、という証拠である。
反原発を訴えている行動的左翼集団との関係性が深いと言われているが、外見上は普通の市民運動の範疇内で動いているようだから、この候補者も注目しておいた方がよさそうだ。


こんな風に各選挙区を見ていくと、結構選挙は面白い。


貴方の一票で簡単に結果が変わりそうである。
自分の一票では選挙結果を変えられない、と思い込んでいたから、皆さん自分の一票をドブに捨てていた。


選挙を変えるとしたら・・・・。


今、でしょう。