2013-07-07 05:34:52 テーマ:---

個性的な情報発信が足りないから、あっという間に選挙の熱が冷めていく

参議院選挙が始まって4日目、最初の日曜日を迎えるというのにインターネットの世界では急速に参議院選挙に対する関心が冷めてきているように思われて仕方がない。

どこを見てもピリッとするような記事がない。

選挙が始まって逆に書く話題が無くなってしまったようだ。
自分の記事が選挙結果に不当な影響を与えることがないようにすべてのマスコミ関係者が公正で客観的な報道に努めている、という証拠だろうと思う。

限られた公共財である放送の場合は放送法の規定があるからそれでいいのだが、インターネットの世界は皆、平等、それぞれに対等な武器を持っているのだからもっと自由に発言していい。
個性的な情報発信がなければ、どうしても皆同じように見えてしまう。

判別がつかなくなるのが、一番困る。
日本の選挙が鉛筆を転がして答えを書くようなことになってはいけない。
そんなことをしているとやがては白紙で答案を出すようになってしまう。

まだ皆さんインターネット選挙運動に慣れていない。
候補者もそうだが、有権者の反応が悪い。
こういうことには得意なはずの若者の反応も今一である。

こういう状況だから、私どもの新しい選挙制度研究会の投稿も盛り上がらない。

選挙違反摘発キャンペーンをやって逐一その経過報告をすればみんなの関心を引くに違いない、という提案を頂戴したが、新しい選挙制度研究会にはなじまないので不採用とした。
しかし、誰かがやってみることには意義がありそうだ。

このままでは選挙の熱が冷めていく一方だろう。
早くも消化試合のような雰囲気が出始めている。