今朝の朝日の囲み記事を読んで、思わず大きな声を上げた。

ハハハ、ハ。
いや、ウワッハ、ハ、ハというところか。

ウインドウズ8が不評でスタートボタンを復活することにした、という記事である。
こういうことはやはり苦労した人でないと分からない。
本当に苦労したから、朝日の記事に共感した。

消費者の目線で考えればすぐ分かりそうなものだが、マイクロソフトの技術者は何でも便利になった方がいい、ということで大胆に改革を試みたようだ。
便利なものに移行するためのプロセスが実は一番重要だということの認識が足りなかったのだろう。

習熟した技術者にとってはそう大した問題ではなかったのかも知れないが、私のような素人にはとても難しいことだった。
結局自分では何も出来なかったのだが、ちょっと挑戦してその難しさに辟易したから、今朝の朝日の記事がよく分かった。

歓声を上げただけでなく、手を叩いて足を鳴らした。
そのくらいにこの記事には共感を覚えた。

読売を読んだ。

ウィンドウズ8の改良版が8月1日に提供されることになった、という記事だが、記事のスペースの割には何も響いてこない。
あれ、これ、官製発表の受け売り記事じゃあないかしら。

要領よく纏めているが、ウィンドウズ8にスタートボタンがなくて如何にユーザーが不便をかこっていたかが伝わってこない。
ウィンドウズ8の評判が悪くてパソコンの売れ行きが悪くなっていた、という大事なことがまったく伝わってこない。

会社側の公式発表の受け売りだとこんな記事になるのだろうという見本みたいなものだ。

朝日の記者が自らの体験に基づいて記事を書いているのかどうかは知らないが、同じことでも切り口によってはまったく別のことのように感じられる。

新しい選挙制度研究会の選挙記者の皆さんは、是非朝日の囲み記事を書いた記者のようなつもりで選挙についての記事を投稿していただきたい。

同じ出来事でも切り口が違えば違って見えるものだ。

面白くないと言われている参議院選挙をどうやって面白いものに変えていくか。
選挙に冷めてしまっている多くの若者が選挙に関心を持つようにするためにはどうしたらいいか。
有権者がより良い選択をするようになるためにはどうしたらいいのか。

そういうことを念頭に、自由に、本当のことを書いていただきたい。

選挙記者の皆さんがいずれは日本の政治を変えるはずだ。