こんばんは、3さかです。

さて今回は、「消費税の“欠陥”について」です。

<消費税>には
『消費税は輸出品には課税されず、国内で仕入れた商品を輸出した場合、仕入れにかかった消費税が全額還付される仕組み』と、
『資本金が一千万円に満たない法人は、設立後2年間は売上高の如何に関わらず、納税を免除される仕組み』があります。
これを活用し、『派遣子会社の設立と閉鎖を繰り返す手法』があるようです。
この件は、国会でも取り上げられています。<国会会議録検索システム  >

検査いたしましたところ、
<設立当初の事業年度から相当の売上高を有する法人>
<法人成り後も相当の売上高を有しているのに、免税業者となっている法人>
が相当数見受けられ~』(平成24年2月24日 参議院決算委員会より)


“輸出企業に対する還付金”については
昨年の“還付額”は2兆5千億、その前年度は3兆円~』 
(平成25年6月4日 経済産業委員会より)
という発言がありました。
この全額が不正ではないでしょうが、それでも還付額は“消費税1%分”に相当します。

また以下のような事件もあります。



「消費税増税~」という話をするのなら、これらのことを、国民に周知する必要がある思います。


ではまたお会いしましょう。