2011-01-17 14:36:34 テーマ:選挙

予備選挙を経て選ばれた方なら心配ないと思うが、単なる書類審査や面接の結果で選ばれた方の場合は、特に演説の仕方を練習される必要がある。


どこの会場に行っても挨拶が求められる。

沢山言いたいことがある方は、話し始めたら止まらなくなることがある。

あれも言いたい、これも言いたい。話すことが大事な仕事のように錯覚してしまう。


むしろこういう人は、話をしないことを目標にしたらいい。

何か他人様とは違ったところがある、くらいな印象を残せば十分である。


何も話すことがない人は、どうするか。

さっさと選挙の場から離れることである。


さて、話をする場合は、3分間で大事な話をすることを心がけられたらいい。

そのためには、話す内容は3点だけに限定すること。

中味のない話でも、大きな声で話せば元気がいいと思われる。

大きな声で話すためには、しっかり息を吸い込んでゆっくり話すことが必要になる。


もっとも3分間で大事な話を立て板に水のような調子で喋る、という独特の技が求められることもあるので、まあ緩急自在に話が出来るように練習されることだ。

3分間スピーチは、選挙の候補者でなくとも役に立つ。


官房長官に就任した〇〇氏は、3分間スピーチの天才だろうと思う。

中味は今一のところがあるが、あの切り返しのスピードの速さは並大抵のものではない。


もっとも、新しく公募で候補者に選ばれた方にはああいうタイプの3分間スピーチはお勧めしない。

念のため。