2010-08-04 09:47:21 テーマ:選挙

何度警告しても、学ぶ気のない人には無駄、ということか。


民主党の落選議員の陣営でまた選挙買収(投票依頼)の容疑で逮捕された人が出てきた。

7万円で投票の取り纏めを依頼した、との嫌疑だが、7万円程度の金で本当に投票の取り纏めが出来るとは思われない。

おそらく選挙運動に従事するにあったっての当座の日当や交通費、通信連絡費の趣旨で現金が渡されたのだと思う。


どれほどの違法性があるのかがそもそも問題だが、逮捕されてしまえば、どんな議論も意味が無い。

まずどんな弁解も通らないと思っていた方がいい。

こういう些細なことで人生を棒に振る人が出てくるから、選挙に出る人はよくよく注意をしていただきたいものだ。


私がこれまで見てきた選挙違反のケースで最も悲劇的だったのが、私が初当選したときの衆議院選挙である。

見事な戦いぶりで小選挙区で勝ち名乗りを上げた私の同僚が、議員バッジを着けてから僅か2ヶ月後には議員辞職に追い込まれてしまった。

あれよあれよ、という展開であった。


自民党系の市会議員に各種会合の際の茶菓や飲み物の実費弁償として5万から10万程度のお金を封筒に入れた渡したことが買収とされてしまった。

各地域ごとに後援会を立ち上げる経費であり、後日精算して返金するつもりの市会議員もいたようだから、純粋な買収とは言いがたいところもあったが、逮捕された市会議員は全員起訴され、市会議員を辞職することになった。


各地域ごとに支部を作る、その支部を立ち上げる実費を誰かが負担する、ということは当然のことのように行われていたことだから、当の本人はまったく違法だとは思っていない。

関係者全員が違法だと思っていなかったのである。

だから、白昼堂々と畑の真ん中で現金の入った封筒を渡したりしていた。

経費の前払い、実費の概算払い、などと言っても通用しない。


市会議員の方々は、それぞれの地域の名士である。

その市会議員の方々が根こそぎ逮捕されてしまったのだから、大事件である。

選挙に出る人は、最低限、他人を事件に巻き込まないようにする責任がある。


まだ分かっていない人がいたのが、残念だ。