2013-05-24 22:50:33 テーマ:選挙

今日、弁護士選挙研究会の第2回目を開催したが、早速難しい問題に逢着した。

何が選挙違反になるか、処罰の対象になるのかどうか、どうやったらそういう危険を回避できるのか、と問われた時に弁護士が的確に答えられるだろうか、ということだ。
選挙の近代化と合理化を進めるためには、選挙違反の予見可能性と回避可能性を高める必要がどうしてもあるが、今の公職選挙法の下でそれが可能だろうか、という質問だ。

肝腎の弁護士に答えがないのでは、相談した人が困るだろう。
そういう状況の下で弁護士選挙研究会を開催することにどれだけの意味があるだろうか。
そういう問いかけである。

正直のところその場になって見なければ分からないことが多く、マニュアル化が難しい分野であるが、それでも出来るだけ分かりやすいマニュアルを作って、普通の弁護士であれば概ね間違いのない対応が出来るようにしておかなければならない。

未だに名人芸が通用する世界ではあるが、しかし、いつまでも名人芸に頼るわけにはいかないことはそのとおりである。
文書にはしがたいことばかりの世界だが、選挙の透明化、近代化、合理化を図るためにはその文書にし辛いところを出来るだけ文字にして残す工夫が必要になる。

こういうことに拘る弁護士は、いい弁護士である。

酸いも甘いも分かっていて、しかもいい弁護士を一人でも多く作る必要がある。

次回の弁護士選挙研究会は5月30日の午後6時から開催するが、そろそろ若い弁護士の皆さんにも参加していただきたいものだ