2013-06-15 12:07:12 テーマ:選挙
取りあえず見るところだけは、指摘しておく。

電車の中で目の置きどころに困ってしまうようなこともあるが、選挙の場合は相手をじろじろ見ても構わない。
相手の服装を見るのもいいが、出来れば候補者が配るチラシも受け取って目を通していただきたい。
読まないでそのままゴミ箱行きなどということもあり、候補者にとっては悲しい限りだが、まあ大抵のものはゴミ箱直行でも止むを得ないような中身がないものが多いが、これだけは目を通しておいて欲しいものがある。

すべての候補者が自分の主張やプロフィールを書いて載せている選挙公報である。
選挙公報の印刷や配布には相当の税金が投入されているから、選挙公報は国民、住民の財産だと言っていい。
その大事な財産を粗末にする人が多過ぎる。
これはいけない。
これは、余りにも勿体なさすぎる。

選挙公報も読まないで投票するというのは、選挙権の行使に大して重きを置いていない証拠である。

選挙公報ぐらい読んであげてください!

時々選挙公報の一部が手書きになっているものがある。
絵が一杯で、文字がまばら、というのもある。
全然統一されていない。
これでいいのか、ということになるが、これでいいというのが現在の公職選挙法である。

候補者本人が選挙管理委員会に提出した原稿がそのまま印刷されて選挙公報になる。
候補者の善し悪しを判断するのに、比較対象するものがある、ということは大事である。
選挙公報という媒体を通じて候補者の品評会、品定めをすることが出来る。
選挙公報を前にして、みんなでワイワイガヤガヤやることは結構楽しい。
どこの世界でも、他人のうわさ話や品評会は盛り上がるはずである。

投票に行く前に選挙公報に目を通すことくらいは、習慣にしておきたいものだ。