2013年07月
衆議院も圧倒的多数を獲得している中、今回の参議院選挙では選挙制度の下で最も多い獲得議席に並ぶぶっちぎりの圧勝。それを受けて2位以下を大きく引き離す多額の政党交付金もGET。金、人、票の3冠を手にした今、安倍くんがいきなり病気で倒れるとか、突然記憶を失うとか、ニートに目覚めるとか、国会で漏らすとか、
スクランブル交差点の真ん中で脱ぐとか、
でもない限り、あと6年は安倍政権が続くんだろうなあと思うのです。100円ショップのパッチン止めでねじれを解消した電気コードと同じように、政治のねじれもすっかり解消し、戦後最大の独裁者になるんじゃないかと思っているのは国民もサルも同じです。
その立役者を担ったのが、もう間違いなく野党の没落乙ぶりにあるのはサルでもわかる周知の事実ですね。
こう書くと年がバレますが、幼い頃は自民党と二分する精力を誇っていた社民党(当時は社会党)……はソ連の崩壊と共に引導を渡され、今回の参議院選挙で死刑宣告に等しい宣告を受けたことでそれが如実に国民に理解されました。
民主の駆け抜けるような輝かしい没落は以前の記事で説明したとおりです。
維新の会も、民主に変わる新しい自民党の対抗馬になりうるか!……と思いきや、党首自らが招いた多くの問題で敢えなく衰退の一途。橋本くんは今後、自民党に対抗しうる野党勢力の結集を模索しているとも聞きますが、一度ケチの付いた人間が再びトップとなったまま新勢力を立ち上げたところで国民の大きな期待を得るためには何かすっごいサプライズでも出て来ない限り厳しいのが実際のところ。
猪木に風を呼んでもらったくらいではぜんぜん足りません。
そんな中で生活をなんとか豊かにしたい国民はアベノミクスに最後の希望の光を見ているのかもしれませんね。
トップに君臨した自民党もその座から転げ落ちることのないよう、これからはガムシャラに精力争いが繰り広げられて行くことでしょう。自民の独裁について不安視する声が多いのも事実ですが、いっても時代が流れるに従って世代交代の風は吹くもの。うれしいことに今のあまり魅力の持てない政治会の唯一の期待は、小泉進次郎氏を筆頭とする若手精力の躍進に他なりません。
今はまだ、池上彰に
「こうやって上手いこと言いくるめられるんですよ」
「中身がない」
「活字におこすとたいしたこといってない」
などど滅多切りにされる新次郎氏ですが、たしかにパフォーマンスばかりが目立って中身にまだ十分な力がないのも確か。
って何様だよ俺www
上手なパフォーマンスに十分見合うだけの知識と内容と経験をこれからもっともっと広げていってくれるといいなあと思います。
ワタクシを妻に迎えればその大きな助力となる決意は十分になるのですが……。
すみません。調子に乗りました。
今回の選挙においてはまだまだ大きな威力を出せなかったかに見えるネット選挙ですが、今回、社民党と同じようなことを言いながらも共産党が躍進した大きな要因が”ネットの活用のレベルの高さ”にあるのも事実。
若者が政治の世界に出てくれば、必然的にネットの活用度ももっと重要な位置を占めてくるようになるでしょうし、これからどんなに面白いことがやってくるか、今から楽しみでキュンキュンしちゃいます。
政治に期待できないという意見も大切ですが、これからの日本の未来に期待したいですね。
そのために、政治家の皆さんだけでなく、我々サル、じゃない国民も選挙に足を運んだり、ネットを如何なく活用したりして積極的に政治に参加していきたいものです。
なにかわからないことがあったら言ってくださいね。サルでもわかるようにこれからも日本国民バカ代表としてわかりやすい政治の解説に精進して参りたいと思います。
ご指導ご鞭撻今後ともよろしくお願い致します。
参議院選挙もいちお終わりましたが、俺のまわりにいる若いピチピチ…から少しだけ大人になって政治に関心を持つようになってきた将来有望な友人たちには、今回の参議院選挙で
三宅洋平イチオシマジ△!!
っていう人が多かったです。ものの三宅くんは落選。
三宅氏の得票数は17万6970票で、これは当選した自民党のブラックワタミこと渡邉美樹氏の10万4176票や、行列丸山和也弁護氏の15万3303票より多い。それもちょっとじゃなくてかなり多い。
「よくわかんないけど三宅洋平より得票数が少ないヤツが続々と当選しているのにオレたちの三宅が落選とかおかしいじゃんこれってマジ不公平じゃね!?」
って言っている人も結構いて、まあわからんわけでもないので今回は
”サルでもわかる比例区選挙のシステム”についての解説。よく知ってる人はスルーしてください。だけど難しい決まりやしちめんどくさいシステムでわかりにくくして偉ぶりたいのがお上のやり方ってもんです。
2013年参院選は終わりましたが、選挙に足を運ぶことはこの先の人生でずっと続くので次回の参考にしてください。
まずですね、参議院の比例区では「非拘束名簿制」を採用してます。簡単にゆーと
↓
②有権者(うちらのことね)はそのリストを見てその中から「こいついいじゃん!」ていう候補者個人の名前を書くか、特にいなかったら応援したい政党名を書いて投票する
↓
③”自分の党に入った票+自分の党の候補者個人に入った票=総得票数”の合計からドント式で”この政党からは○○人”って議席数を割り振る
↓
④党に割り振られた議席を党で票の多かった人から順に入れてく
ってやつなんすよ。
ドント式?なにそれホワイ?
ま、そうなるよね。ドント式ってのはですな。
”得票数の多い党は議席がいっぱいもらえる式”ってこと。どこの党も同じ数だけ議席があるわけじゃないのよ。
①まず一番票の多かった党が1議席GET!
↓
②議席をGETした党は総票数を議席+1で割って(だからここでは1+1=2で割ることになる)また、一番多かった党が1議席GET!
③また議席とった党が割ってまた一番の党がGET!
↓
続く…ってどんどん割り振られていくのよ。
45万7862票。ちなみに
「かろうじて1議席だけ取れたね!共産党と同じこと言ってんのになんで社民党はこんなダメなのよ?」
って池上彰にツッコまれてた福島社民ですら125万5235票。緑の3倍近く取ってるけどGET出来たのはギリ1議席。つまりそれより得票数が少ない党には1議席もまわってこなかったんです。
緑の党から出てる候補者はどんだけいっぱい票が入っても
緑の党である限り絶対当選しないわけ。
だって緑の党には議席が1個もないんだもん。当たりまえだよね。
三宅くんだってバカじゃないから自分がけっこう人気じゃん、けっこう票入れてくれる人多くなるんじゃね?ってことはわかってたに決まってるのよ。だけど緑の党自体にはぜったい集まらないから、たぶん俺は人気者でも落選すんだなってこともわかってなきゃただのバカなの。
どうしても当選したかったらもっと姑息なやり方とかあるわけ。たとえば
議席がいっぱいもらえるであろう自民党から出馬して当選したあと、ソッコー緑の党に鞍替えるとか。
自民党だって三宅くんがそうするだろうなーってことくらいうすうすわかるだろうけど、三宅くんが自民党比例区にいればなら”三宅票=自民票”。自民としても票がいっぱい入るからぜんぜん大歓迎するわけ。よく考えたらズルいやり方かもしれないけど、それやってる人いっぱいいるから誰も文句言わないわけ。
「ちょっとズルくても俺どうしても議員になったらデッカいことやるし!そんくらいのズルとか必要悪だし!」
っていう気もする。比例区から出馬する限り、どんなに
「三宅くんに一票!緑の党とかどうでもいいけど三宅くんに入れる!」
って人がたくさんいても、それは”三宅洋平のいる緑の党”の票になるのよ。山本太郎が当選したのは比例区じゃなくて選挙区だから。選挙区は個人名で投票するからタロウは「俺タロウに入れる!」っていう票をそのまま自分の票に出来たわけ。システムはシステムとしてそれを上手く利用するのが頭脳プレイってもんなんすよ。
一票の格差についてはずっと前から超問題あんじゃんって言われてるし、是正してかなきゃならないとも思う。おかしいじゃん!って意見も多いのが現状です。だけど今回はおかしかろうがなんだろうがそういうシステムでの選挙だって最初からわかってたはずだからそれで落選しておかしいじゃんとか言ってもしょーがないのよ。もし三宅くんがそれを知らなかったなんてことがあって、もし
とか思ってたとしたら超バカだよ。1人で突っ走って勘違いして悲劇のヒーローぶっているだけの愚かなピエロだよ。三宅洋平を本気で応援するんなら彼をもっと信じるべきなんだ。三宅氏は落選するとわかっててもなお、緑の党から脱原発を訴えて立候補することに譲れない強い信念を持っていたのだろう。たぶん彼は議員になることが目的なんじゃなくて、選挙のムードに新風を入れたかっただけなのかもしれない。
ま、俺ならぜったい当選する方法を選ぶけどね。
「オレたちの三宅さんがこれだけ得票数あるのに落ちてる。マジおかしくね?超ムカつく」
とか騒いでも
「バカじゃね?選挙のシステム知らねえのかよ(冷ややか)」
って思われるだけなの。納得いかないなからそーゆー非難の仕方じゃなくて
「当選者の最低得票数と、落選者の最高得票数にこれだけ差があるのは実に問題なのだ(キリッ)」
って言うべきなんすよ。おわかり?
このシステムを利用する画策行動もけっこうあってさ、例えば
「ワタミ嫌いだからワタミは落選させてぇー!」
って思ったとするじゃない?まあ当選したけど。
そしたら、たとえば同じ自民党でワタミとビミョーな位置で得票数の順位を争ってる人に入れればいいのよ。それでもしそいつが僅差でもワタミに勝ったらそいつが議席数の順番に滑り込んでワタミ寄り切って押し出しで落っこち!みたいになる可能性があるわけ。ほら、ワタミってギリだったじゃん?
そんなわけです。
新しい選挙制度研究会での今後の活動に注目を集めたいですね。なんとかこちらのブログに閲覧件数が増えるよう、フォロー及び拡散お願いします。
ネットが労働組合や地方議員の後援会、政党支部などの組織を上回る力を発揮したのではないかと思われるのが、東京選挙区から立候補して当選した山本太郎氏の陣営である。
民主党の組織票を打ち砕き、現職の鈴木寛氏を落選に追い込んだのは、山本太郎氏の陣営に集まったボランティア選挙運動家たちである。
インターネット選挙運動解禁の立役者の一人であった鈴木寛氏にとってはインターネット選挙運動が思いもかけず自分の足を引っ張ってしまったようだ。
鈴木寛氏の足を引っ張った最大の「功労者」が菅元総理であることは誰しも認めるところであろうが、山本太郎陣営のインターネットを通じてのネガティブキャンペーン選挙運動の効果も大きかったようだ。
インターネットは、使いようである。
勢いに乗った人がインターネットを使うと一晩で情勢を引っくり返すこともできる。
山本太郎氏は、自民党の都議会議員、区議会議員の後援会組織や東京都医師会組織に支えられた組織選挙を展開した自民党の現職の武見氏の得票を上回る票を獲得したのだから、やはりインターネットは組織を上回る力を発揮すると言うべきである。
今回は、インターネット選挙運動を有効活用した陣営は少なかったようだが、これからインターネット選挙運動が選挙運動の主力になる。
特に地方選挙で大きな効果を収めそうである。
何のとりえのない人では役に立たないが、一定の活動実績があり、しかも将来への期待可能性のある人が名乗りを上げるとあっという間に現職批判の受け皿になっていく可能性がある。
挑戦者が圧倒的に有利になるのがインターンネットを通じた選挙運動である。
若い方々は、もっと勇気を持って政治に挑戦した方がいい。
ネットは、いずれ組織を凌駕する。
参院選の結果は、良かったのかどうか、私はまだよくわかりません。
この結果を受けて日本のマスメディアはーーー
渡辺美樹(自民)
池上「渡邊さんはブラック企業について開き直ってますね~こういう態度が結果に響いたんですかねぇ~」
尊敬する人物「マザー・テレサ」
丸川珠代(自民)
「丸川珠代さんと中継を繋ぐ予定でしたが、約束を破られました」
「立候補前長い間、選挙に行かずに立候補していたということについて是非お聞きしたかった」
ヤジ将軍(※本人は池上彰のインタビューをドタキャン)
佐々木さやか(公明)
「選挙をやると功徳が出るんですか?」
「公明党を応援すろことが宗教活動なのですか?」
「政教分離についてどうですか?」
「ご本人も創価学会員でしょうかぁ?」
創価学会のエリート
古川俊治(自民)VS池上
「一体どれがやりたいんですか?」
「自分探しをされてるみたいですが?」
「創価学会が嫌いとありますが、党内で波紋があったのでは?」
医師、弁護士、MBA・TRF SAMのいとこ・創価学会が嫌い
海江田VS池上
「敗戦処理投手のような役目だったと思いますが。この結果は役目は終わったという感じでしょうか?」
「代表を辞任されるという意向はございますか!?」(海江田泣くぞww)
細野民主党幹事長VS池上
「民主がいかに負けるかの選挙」
「民主本部がお通夜ですねぇ〜」
志位VS池上
「共産党は消去法でしょ?」
福島みずほVS池上
「共産党は票とれてるのに社民党はなんでだめなの?言ってることは似たようなのに」
安倍総理VS池上
「オバマさんから嫌われてるんでは?」
「そんなことはないです同盟国ですから」
猪木VS池上
「猪木さんは以前の選挙では消費税反対をアピールしていましたが、維新の会は消費税を容認しています。猪木さんの考えは変わったのですか?」
まだ、維新と政策は大体はアレしたのですが…打合せをしたことはないんですね…(猪木汗)」
「維新の会の選挙公約読みましたか?」
「一応読みましたけどね。とにかく私は、維新の風を吹かせろという事で」
「ありがとうございました。ずいぶんアバウトですね。猪木さんの立ち位置がよく分かりました」
山本太郎VS池上
「衆議院に落ちたから参議院に立候補した人が25人もいる。参議院選挙が衆議院議員総選挙で落選した人間の受け皿になってるのでは?」
→直後に山本太郎当確のテロップ
山本一太VS池上
「あんた7つも大臣やってるの。現在担当している担当大臣の役職名を全て答えて下さい」
「北方領土…知財…沖縄…(中略)…あと2つくらいあります」
「ふーん。あと2つ位ありますけど」
石破VS池上
「石破さん、本当に真っ黒ですねぇ〜!」
↑焦げてるせいで顔認証されない石破氏
その他
山田としお(自民)
農協職員三代目・農業に従事したことはない
豊田俊郎(自民)
カーナビよりも裏道詳しい・過去70回を越える献血
風間直樹(民主)
好きな歌手は三波春夫・候補者なのに出口調査で投票先を聞かれた
小川勝也(民主)
スープカレー評論家
平木大作(公明)
なまえは”だいさく”
高橋克法(自民)
炭焼き師”初級”の資格「炭焼きは地球を救う」
吉田博美(自民)
党内一の親父ギャグ・くず鉄拾いを経験
山田修路(自民)
愛犬の名は”ノエル”
舞立昇治(自民)
子育て真っ最中・最近観た映画は”ポケモン”
上月良祐(自民)
趣味 加圧トレーニング
古賀友一郎(自民)
ブログは妻が毎日更新
過去3番目の低さってこと。これをどう見るかはそれぞれだけど…。
それより俺、法律とかよくわかんないから選挙のたびに思ってたことがあるんです。
そんなわけで調べてみました。
> 選挙運動は、選挙の公示・告示日から選挙期日の前日までしかすることができません。(公職選挙法第178条)
> 違反した者は、1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処することとされており(公職選挙法第239条第1項第1号)選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第252条第1項・第2項)
> 選挙が終わってから当選又は落選に関して選挙人にあいさつすることは、選挙運動と関係なく社会生活の上で当り前のように思われますが、そのために多くのお金を使ったり、事後買収が行われないとも限りませんから、選挙期日後であっても当選又は落選に関し、選挙人にあいさつをする目的をもって次のような行為をすることは禁止されています。
法律のことがよくわからないサルなので、なんで禁止なのか厳密には理解出来ていないのかもしれない。選挙管理委員会の偉いヒトが言っているように多くのお金を使ったりってことは確かにあると思う。
だけどそのお金って無駄なことなの?「選挙入れて〜っ」てお願いにお金を使うのはオッケーで「入れてくれてサンクス!」っていうお礼にお金を使うのはいけないわけ?
ホワイ?なんで?
お礼を言うってのも意味のあることだと思うんです。それは当選した人だけじゃなく、むしろ落選した人こそもっと。
「投票に足を運んでくれてありがとう!今回残念ながら当選には至りませんでしたが、皆様が期待してくれたことは決して忘れません。皆様の入れてくれた清き一票を無駄にすることなくこれにへこたれズにワタクシはこれからも精進して参ります!(キリッ)」
とか、そんな思いが有権者に伝われば、たとえ消え票になってしまった人だって「行ってよかった」って思うんじゃないかな。
頑張って、夏の貴重な日曜日、キャンプにも海水浴にもBBQにも行かず、暑い中投票会場まで足を運んだことは決して無駄じゃなかった、って思うと思うんだけど。
もちろん、オフィシャルホームページなどで「ありがとう」って書いてる候補者も多い。だけど、選挙の直前まであんなにもギャーギャー来る日も来る日も街頭や車から叫び続けていた候補者の選挙活動に
「チッうるせーなマジ」とか思ってた人も多いと思うんだ。
「寝たばかりの赤ちゃんが起きちゃったじゃないの」とか「会社に遅刻しそうなのに呼びとめてんじゃねーよ」とか。だけどみんなそんな不満を感じても我慢してるんだよね。仕事帰りに疲れた身体で最寄り駅に降り立ち、そこで演説している候補者に、わざわざ立ち止まって応援の声をかける人もたくさんいる。暑い昼間に毎日かけつけてたおばーさんだっているんだよ。
「有権者の半分しか投票に行かなかった」とか言うけど、よく考えたら、
有権者の半分は行ったのよ。投票に。
もちろん規制は必要だと思うけど、もう少し、柔軟な選挙法になればいいのになって思いました。
有権者のほとんどが公職選挙法の詳しい詳細なんか知らないし、もし
「選挙後の活動ってこーこーこーゆー理由でダメなんすよごめんよ。でもわかるでしょ?」
みたいなちゃんとした根拠があるならきちんと告示してほしい。
「それなら納得俺!」
って有権者が思えるような。
右翼の宣伝カーは連日のように駅前で騒ぎまくってて、アレが許されてるのに、まさか候補者が選挙のあとに駅前で騒ぐのがダメとは思わないです。
そんなことを考えたのでした。 本日、高円寺の駅前はとっても静かです。
ところで石破さんの顔があんなに焦げてたのはなんでなんすかね?火事?
今回の選挙は、当選したらそれで禊が済むような選挙ではない。
選挙が終わったら全国の裁判所で選挙無効訴訟が提起される。
選挙そのものの違憲性が問われ、選挙無効が争われるわけだから、当選証書を貰ったからと言って安穏としていられない。
公職選挙法の見直し作業も本格的に始まるはずである。
これまではあまり注目されてこなかった政治倫理確立・公職選挙法改正委員会が国会の花形委員会になる可能性がある。
公職選挙法の改正問題について有識者による第三者委員会を立ち上げることになったら、当然マスコミの注目はこの委員会に集まる。
今回の参議院選挙や昨年12月の衆議院選挙の記憶が冷めないうちに行われる委員会だから、選挙に関することであればどんなことでもホットな議論になる可能性がある。
事前運動や会社ぐるみの違法な組織的選挙運動などは格好の材料になる。
こういうことが得意な共産党が大きく議席を伸ばしているのだから、委員会ではかなり実証的なデーターを取り揃えての厳しい追及もあり得ると予想しておくのがいい。
修銀も参議院も新人が多いから、これからは馴れ合い的な質疑が許されない、真剣勝負の質疑が続くようになるはずだと見ている。
政治の泥水をあまり呑んでいない、純粋無垢な若い国会議員だったら、これはおかしいんじゃないかと思うことなら徹底的に追及するようになる。
若い人が多ければ、政党を超えて急速に共鳴が拡がる。
マスコミが注目すれば、世論も関心を持つようになる。
マスコミが注目すれば警察も検察も黙ってはいられない。
まして、選挙違反の告発が出され、検察審査会も控えているとなると手抜きの捜査は許されない。
一度どこからか、これはおかしい、という声が出ると、燎原の火が拡がるようにこれが拡がる可能性がある。
ずっと火種はあったのだから、いつ火が点いてもおかしくない状況である。
まだこれから何が起きるか分からない。
・・・・・。
産経 自公70超「ねじれ」解消
朝日 自公圧勝、衆参過半数
讀賣 自公過半数ねじれ解消
自民党一人区圧勝
民主党惨敗
細野幹事長辞意
新勢力
自民党115 +31
民主党59 -27
公明党20 +1
みんなの党 +5
共産党11 +5
維新9 +6
社民党3 -1
生活2 -6
改革1 -1
みどり0 -4
諸派・無所属4 -4
改憲賛成派162議席届かず。但し公明党を加えれば164議席。
憲法改正をするには、まずは国民投票法等、改正手続法の整備と議論を深める事が大切だろう。しかし、以前より格段に議論がし易くなった事は確かだ。
それよりも投票率が引く過ぎて52.61%前後って。
選挙に行かない棄権した日本国民の有権者約48%は無責任だと思う。
選挙記者(妖精)さんが、書いた記事に集約されているから重複するんで新たには書かない。
ただ次の国政選挙は平成28年7月までは無いんだ。
それまで棄権した日本国民の約48%の方々は、政治に対する不平不満を口にしない様に。自ら投票と云う権利を放棄して政治に口を挟む権利すら放棄したんですから。
〈文責:web書店「ひっそりこっそり」店長〉
期日前投票や不在者投票などを利用することもなく、また介護者や障害を持つ人の代理投票や郵便投票にも該当せず、ファクシミリによる洋上投票や南極投票にもあんまり一致しない国民は今日の夜8時(たぶん)が期限になります。今回の選挙に対して、いまいち有権者の関心が薄いとか言われてますが、うちの杉並区は三宅洋平氏がいるためか、自分のまわりはみんな盛り上がっておりますよ。
それでも、やっぱりまだまだ選挙に興味のない人は多いよう。そんな方々に、差し迫る投票時間ギリギリになりますが、一言だけ言わせていただきたい。
それってちょっとダサくない?
最近の政治に不満の多い人、たくさんいるよね。いってみれば俺もそう。とんでもないことを堂々と言ってのけるジジィ、じゃない政治家や平気でウソをつく政治家、とぼける政治家、頭髪ズラ疑惑の政治家、隠蔽疑惑や犯罪疑惑の政治家、逆になーんにもしない政治家、毎日のようにそんな話題が満ちあふれ、国民が不満と憤りを感じるのは至極当然のことです。
だけど!我々一般国民に唯一与えられた権利「投票」。これに参加しないで文句だけ言うのって
はっきりいって超ダサくない?
仕事もしないで上司の悪口ばっか言うダメ社員みたいじゃない?
みんな国民として堂々と頭のおかしな政治家に文句が言えるように、やることはやっとこうぜってこと!
別に大変なことじゃないんだもん。投票するのに1000円払えとか、わざわざ暑いのに霞ヶ関まで出向けとか、投票さして下さいって土下座してお願いしろとかそんなわけじゃない。
投票会場は家から近いところになってるし、わざわざ親切に地図まで送ってくるからGoogleマップで調べる必要もないし、投票は所得や偏差値や容姿の如何に関わらず、平等にプライスレス。水道代を滞納していたり、決められたゴミの日を守ってなかったり、そういや昨日道にガムを吐き捨ててたり、道路交通法違反で免停中だったり、NHKの受信料を一度も払ってなかったりしても大丈夫。
仮に年金を何年間か滞納していたとしても問題ありません。
もしかして運よくメディアの出口審査に遭遇したりすれば更に偉そうなしたり顔で自分の意見が言えちゃう。これが全部タダ。
これってすっごいおトクなことじゃない?
なんだかちょっと勘違いをしている人がこの期に及んでまだいるようなので一応確認しますが、今回から導入された
「ネット選挙」。これは決して
インターネット上で投票できるわけではありません。
大学生の25%が誤解してるらしい。まあ間違えやすい名称ではある。
「ネット選挙」とは、
インターネット上で選挙運動ができる制度のことです。
俺たちが投票する方法は今までと同じ。投票箱に紙を入れるアレです。紅白歌合戦の最後にやってるやつと同じ感じのやつです。それが今日の午後8時までなんだよ。
「送られてきた気もするけど投票の紙どっかになくしたowz」
「うっかり投票の紙を忘れて外出なう。取りに戻るひまとかないしowzzzz」
あるある!!しかしながらそういう方もノープロブレム。持っていくのが決まりと思いがちですが、ぶっちゃけ持ってなくても身分証明書的なやつをチラ見せすれば投票は出来ます。赤ちゃんや小さな子供を連れてっても大丈夫!目の不自由な方には点字投票があります。車椅子でもちゃんと誘導してくれます。
そんなわけでほんとマジ、ギリギリになってなんですが、「参議院選挙における投票のしくみ」をここでおさらいします。あー、もう時間がない。これ読んだらすぐ行ってね。
① 参議院選挙は”選挙区選挙”と”比例代表選挙”からなりますので、2回も投票することが出来ます。2つも投票できるとか滅多にないし。超ラッキーな機会ですよ。
② ”選挙区制度”とは、都道府県単位で行われます。自分の住んでいる地域の候補者の中で、一番投票したい人個人に入れる票。近所のあちこちの掲示板に貼ってある候補者の好きな人に自分の自由に勝手に入れていいんです。上司の圧力や鬼嫁の命令などに屈することもありません。だってあなたが誰に入れたか、誰もわかんないし。
おまえの言ってること超カッコいいじゃん!と感じた人に入れるのがまぁ普通ですが、どうしても誰がいいこと言ってるのかわかんない人は、この際、顔が好みな人に入れてもかまいません。
③ ”比例代表選挙”とは、全国単位で行われます。俺たちは投票したい人個人か、もしくは応援したい政党に投票します。どっちだっていいんです。個人的だと誰がいいのかわからない人は、政党の名前でいいんです。
どの政党がいいのかすらわからない人は、もうアレです。この党だけは絶対許さんガッデム!というムカつく政党のなんとなくライバルっぽい党に入れればいいんです。
AKBの大島優子が好きじゃないから大島優子を1位にしないために指原莉乃に入れるのと同じです。
また、「自分の一票があんまり影響ないとつまんない」と思う人は、マスコミが「当落線上のビミョーなとこにいます」と騒ぎ立てている候補者の、こいつけっこういいんじゃね?と思う人に入れることをオススメします。そういう場合は、あなたの入れた一票が当選するかしないかの貴重な票になるわけ。あなたが入れたか入れないかが、その人の当落に超重要になるわけ。
これだけ!かんたーん。これでもわからない人は、とりあえず投票会場に行けば「投票の注意書き」が貼ってありますし、そこにいる係の人に聞いても結構親切に教えてくれます。送られていた投票のお手紙をなくしてしまった人も、インターネットで投票することはまだ出来ませんが、インターネットで自分の住んでいる住所から投票会場を検索ことは可能。「○○区○○ △丁目 投票」とか打ち込んでググってみてください。
投票したあと、ネットやテレビの開票速報なんかを見ながら
「俺の一票ってかなり正解じゃね?カッケーじゃん俺!」
とかほくそ笑むのもまた楽しい。
「こんなバカが当選するとかわかってねえな。次はもっと仲間集めて投票行って、こいつを落とすしかないな」
と地団駄踏むのもまた一興。
とにかくさ、最近の政治情勢にあったまきて沸騰しそうなあなたこそ、選挙にいかないとかマジありえないわけ。右翼でも左翼でもそんなこと事態どっちも勘弁でも、それを言うチャンスってここしかないわけ。
「自分は政治社会の現状に諦めと脱力を感じているからこそ、投票しないという行動でその気持ちを世論に表現したい云々」
仮に日本国民の全員が選挙に行かなかったとしても、国民ががっかりしている政治家たちは
「自分たちにそんなにも魅力を感じてもらえないんだorz」
とは決して考えません。
「投票しないなんて、国民の意識レベルも下がったもんだいやはや実に情けないな」
となるだけです。
「もう国民はみんな意識レベル低いから、俺たち何やっちゃってもだいじょぶなんじゃね」
となる危険性すらあるのです。
あら、これってもう大変じゃないですか。もう行くしかないですよ。お隣で朝からギターかき鳴らし続けてる山田くんも、引っ張り出して一緒に連れてってください。隣に住んでれば確実に投票会場は同じです。 2階の部屋にひきこもったまま萌え系サイトを見続けている息子も、この機会に一緒に出かけましょう。ついでに投票後は
「若者が政治に関心を見せず、どこかに遊びに出かけているこの時代におまえは本当に偉いな。パパは誇りに思う」
と褒めたたえ、帰りは投票所の近くのコンビニで「ア○ヒスーパードライ」でも購入し、手渡して一緒にプシュっとやればもう完璧です。そして息子はそのまま部屋に戻さず、夜は一緒にホットプレートで焼き肉でもしながら、MXテレビ「池上彰の参院選ライブ」を楽しみましょう。選挙について実はいまいちよくわからないお父さんも
とりあえず池上彰に賛同していれば、息子には確実にカッコ良く見えます。
もし、息子が池上彰と違う意見を言ったら
「池上彰に堂々と反論出来るなんて、おまえはなんてすごいヤツなんだ。パパは感動した!残りの肉はおまえが全部食え」
と言ってあげましょう。
さ、ギリギリ記事はこれでおしまい。残すところあと数時間。
参院選投票に行こう!!
朝日 経済・憲法・原発問う
参院選きょう投開票
讀賣 アベノミクス評価問う 参院選きょう投開票
産経 「ねじれ」に審判
きょう投開票 未明、大勢判明
自民・公明両党が63議席以上で過半数になる。
70議席以上ならすべての常任委員長を握れる安定多数となり国会運営が主導出来る。
自民党が72議席以上獲得出来れば単独過半数。
憲法改正と云う観点で見た場合、自民、みんな、維新の改憲賛成派が99議席以上になれば憲法改正の発議が出来る3分の2以上162議席に達する。
次の6年、その間を後悔しない為にも選挙に一票を投じましょう。
『政治は誰がやっても同じ』ではない事は、昨年の総選挙以来、実感出来た方も多いと思います。より『決める政治』の実現する事が如何に大切なのか民主党3年3ヶ月の「暗黒の時代」を思い出して、投票所に向かいましょう。
〈文責〉web書店「ひっそりこっそり」店長
さて、参議院選挙も明日に控え、最後のお願いタイムとなりました。
ところで、ネット選挙も今日までということを知っていますか?
明日、ネット選挙活動すると、一般の有権者も公職選挙法違反となる可能性があるのでご注意を。
特に注意する点は、ツイートやFBの投稿に候補者を応援するようなメッセージはかかないこと。
また、他人が応援している、または落選運動していてもリツートやシェアをしない。
候補者に限らず、政党名でも違反となる可能性があるので、明日は政治に関する投稿は避けたほうが無難でしょう。
警察も個人に対しては強く出てくるとは思えないのですが、 李下に冠を正さずということで危ない橋は渡らないようにしましょう。
いよいよ長い選挙戦が終わる。
この度の参議院選挙のことだけではない。
短くは昨年11月の衆議院解散から現在に至るまでの選挙戦であるが、4年前の衆議院選挙で自民党が大敗を喫して政権交代になってから現在までの、実に4年間にわたる選挙戦である。
昨年12月の衆議院選挙で自民党が勝利を収め政権に復帰し安倍新内閣が発足したが、明日の参議院選挙の投票でいよいよ参議院でも自民党が過半数の議席を獲得することになる。
いわゆる衆参の捩れが解消されることになる。
衆参の捩れがなくなれば、どんないいことがあるか。
私たちは、まもなくその答えを見ることになる。
これからは与党が提出する予算案も法律案も通りやすくなり、決められない、先送りの政治が決める政治、責任を取る政治に変貌していく。
与党の国会議員の責任が格段に重くなる。
何事も決めない、決められない政治であれば、決めない、決められないことについて誰が責任があるのか互いに責任のなすり合いをしていればよかったが、これからは結果を出せる政治になるのだから決めたことに国会議員が責任を持つことは当然のことである。
勿論、決めることが出来たのにあえて決めないことにした場合も与党の国会議員は責任を問われることになる。
野党が反対するから、などという逃げ口上はこれからは許されなくなるのだから、一人一人の国会議員の判断が格段に重要になる。
そのことを良く認識して、それぞれに腹を決めることだ。
おそらく8月初旬に短い臨時国会が召集され、長い休みに入るはずだ。
私たちは新しい時代のとば口に差し掛かっている。
衆参の捩れが解消してどんなにいいことが起きるか。
いいことが沢山待っていることを、ひたすら祈っている。
いよいよ明日が投票日である。
(投票先をじっくり選ぶ時間はない。でも少しは候補者の方針を知って選びたい)という人はいますか?
今回の記事があなたの参考になれば嬉しいです。
<YAHOO JAPAN みんなの政治 参議院選挙2013>というページ
その参加者の名簿に名前が載っていて、今回の選挙に<比例区>から出ている人は
どれだけ誘っても投票に行かない人は、もう投票に行かなくてもいい。
あてにしないだけである。
あてにされなくとも平気な人は、今のままでいい。
しかし、私は、まだ若い人をあてにしている。
いつかは、振り向いてくれるだろうと思っている。
若い人がその気になった時に、何で今頃になってなどと冷たい視線で見ることがないように、ずっとその時が来るのを待っている。
今日が、参議院選挙の選挙運動が出来る最終日である。
私は既に期日前投票を済ませてきた。
さて、若い方々の投票率がどうなるか。
若い人たちをあてにしていいのかどうか。
若い人たちに将来を託していいのかどうか。
そういうことが見えてくるはずである。
何にしても明日、日本の政治が大きく転換する。
歴史の重い重い扉が音を立てて開くような感じである。
さて、どんな風に風景が変わるのだろうか。
楽しみである。
不安は何もない。
~~~~~
もう、なんというか誰も助言してくれないんでしょうか?
東京選挙区から出馬している山本太郎候補が 『100万人メールメール大作戦』題してとして友人・知人のメルアドを登録させて選挙運動用に利用しようしたみたいです。
ネット選挙が解禁されましたが、選挙運動用電子メールは候補者と政党が特定の条件で活用することができます。
総務省HPには、
電子メールを利用する方法※による選挙運動用文書図画については、候補者・政党等に限って頒布することができるようになります(改正公職選挙法第142条の4第1項)。候補者・政党等以外の一般有権者は引き続き禁止されています。とされており、候補者、政党はメールを使って選挙運動ができます。
違反した者は、2年以下の禁錮又は50万円以下の罰金に処することとされており(公職選挙法第243条第1項第3号)、選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第252条第1項・第2項) 。
有権者が利用できないのは電子メールは密室性が高く、誹謗中傷やなりすましに悪用されやすいことや、悪質な電子メール(ウィルス等)により、有権者に過度の負担がかかるおそれがあることを理由があげられます。
また、 候補者、政党にも選挙運動用電子メールが無秩序に送信され、受信者の日常生活に支障を及ぼしたり、想定していない通信費の負担につながったりする場合もあり、電子メールの受信をしたくない有権者もいると考えられることから、送信先についても一定の制限を課しています。
この表を見れば、山本太郎候補者が、許諾の取れていないメールアドレスに選挙運動電子メールを送ることは、公職選挙法に抵触していることは明らかです。
また、これとは別問題で登録フォームから登録さてたメールアドレスが丸見えということも起きていたようです。
個人情報を一体何だと思っているのでしょうか?
ネット選挙の違反らしきものがあまり見かけない上で、こういうやらかし方は今後のリーディングケースになるでしょう。
ということで、警察関係者はシッカリと捜査を宜しくお願いします。
来る7月22日(月)午後6時からクリエイト紀尾井町303号室で新しい選挙制度研究会・インターネット選挙大賞選考委員会を開催することになった。
選挙記者の皆さんには、万難を排してご出席いただきたい。
ここでインターネット選挙大賞の選考要領や選考委員を確定する予定である。
なお、一般の方で参加ご希望の方がおられれば、tadataka-h@live.jp 宛てにメールで予めお申し出いただければ幸いである。
出来る限りご要望には応じさせていただくつもりだ。
おって、当日は動態的憲法研究会と憲法フォーラムが開催されるので、ご都合が付けばこちらの会合にもご参加いただきたい。
よろしく
そろそろ参議院選挙も終盤だ。
昨日あたりから目立った変化が現れた。
いつもの違反ポスターが消えていた。
共産党と社民党のポスターである。
大分以前から貼り出されていたから一部が剥がれかけていたが、さすがにそのまま放置しているといけないと思ったのだろう。
何しろ証紙が貼っていないのだから、違反ポスターでしょうと言われたらグーの音も出ないはずだ。
今も貼り出されているのは幸福実現党のポスターだ。
こっちの方はちゃんと証紙が貼ってあるから、大分進歩した。
進歩したのだが、それでもいけない。
まあ誰も相手しないからうるさく言わないのだろうが、デッドヒートの最中だったら誰かが苦情を言うはずである。
誰だ、こんなところにポスターを貼ったのは!
上が道路になっている陸橋の橋脚のど真ん中にそのポスターはあった。
私は毎日その陸橋の下をくぐって駅に行っている。
多分その陸橋は市に帰属しているはずだ。
公共物に勝手にポスターを貼ることも選挙違反の一類型だ。
あまり選挙法を無視しないことだ。
そのうち誰がこういう違法なことをやったのか、誰が指揮したのか、ということを聞いて回る人が出てくるはずである。
多くの陣営ではそろそろ店仕舞いの準備に入り始めた頃だろう。
要らないっていうなら、別にいいんです。選挙にいかなければ済む話ですから。
え、欲しいの?欲しいよね。年13万5000円。
人間は欲望の塊だと思ってる私の名前は、つじぼう(@ahina)です。
タイトルはまぁあれですが、 選挙に行かないとかなり損してるぜ!というお話です。
(※タイトル通り本当に投票権をお金で買ったら、公職選挙法で警察に引っ張られるのでご注意を。)
東北大学大学院経済学研究科の吉田 浩教授と経済学部加齢経済ゼミナール所属の学生らが面白い研究を発表しました。
若年世代は1%の投票棄権でおよそ13万5千円の損!?」-年齢別投票率の違いが世代間の格差を拡大している可能性-
詳しくは、プレスリリースのPDFを見ていただくと分かると思うのですが、簡単に説明しときましょう。
この発表は若者が投票を1%棄権することで、どれくらいの損失をしているかという内容です。
1つ目が若年世代の投票率の低下と将来の負担の国債発行額は相関関係があるということ。
よって、若者の投票率が1%下がると将来の負担が増える。
これが、若年者1人当たりでおよそ7 万5,300 円分。
2つ目が若年世代の投票率低下で社会保障給付の世代間格差も広がるということ。
若年世代の投票率1%低下することで、若者と高齢者の給付金額に5万9,800円差が広がる。
つまり若者の投票率が1%投票率が低下することで約年間13万5000円損していると言えるということらしいです。
らしいとうのは、相関関係について検証していなので本当に若者の投票率の低下が国債発行額の増加に繋がったか自分では分からないからです。
ここらへん、誰か詳しい人が検証してくれるとありがたいです。
まぁここでは間違っていないとして話を進めると、 世代間格差はかなりありますね。
若者は人口も少ない、お金も少ないのに本当にこれでいいんでしょうか?
行っても変わらない選挙。
本当にそうでしょうか?
年13万5000円。
あなたは捨ててしまうんですか?
あなたはそれでも投票に行かないのですか?
参議院選挙も終盤、最後のお願いを連呼するまで後4日になりました。
アゴラで共感できる記事があったのでご紹介。
あるべきネット選挙運動の姿とは何か --- 本山 貴春
特に、
選挙運動をネットで公開することは無意味ではない。しかしほぼ全ての陣営が同じことをやっている以上、それは既存の支持者に対するアピールにしかならない。選挙とは熱伝導である、というのは有名な選挙プランナーの言葉だが、まさにネットで「熱を伝える」「共感と感動を拡散する」ことこそが、ネット選挙運動の肝なのだ。この部分には100%共感できます。
各陣営が、「ネット選挙」を実施しても、その中身がない限りは誰も見てくれないし 、投票行動に結びつけるという意味ではほとんど意味をなしません。
逆に、例え嘘でも騙そうといしていても、共感できることは広がっていきます。
東日本大震災で、ライフラインとして注目されたSNSですが、市原コスモ石油火災の毒性物質のデマや、救難要請デマなどはまだ記憶にある方も多いでしょう。
どんな情報であっても、例え嘘でも、共感されると一気に拡散してしまうのが今のネットです。
ただ、デマと言ってもネット選挙が始まる前から怪文書の類は存在していました。
では、今までのデマとネットのデマは一体何が違うのでしょうか?
ひとつにSNSの普及によりデマの拡散がより簡単で早くなってしまったことだと言えるでしょう。
一度、拡散してしまったデマを誤りとするにはものすごい労力と時間を要します。
真実や証拠を持ってしても、デマを打ち破るには労力がかかります。
普通は、めげてデマが真実になってしまうことが多いのです。
今後のネット選挙では候補者は持論を展開することより悪質なデマとの戦いにくれるかもしれません。
そうならないためにも、候補者自らが共感できることを発信していかないといけません。
むやみにやっても無駄です。
どうしたら人を動かせるのか考えて発言することがネット選挙で有効に戦うコツではないでしょうか?
弁護士の職業的本能だろうか、菅氏の名誉棄損メルマガ削除請求・慰謝料請求訴訟の報道を見てムラムラというかワクワクというか、血が沸き立つのを感じる。
選挙期間中の名誉棄損やインターネットを通じての様々な選挙妨害に法的にどのように対処するのがベストなのか、ということを弁護士選挙研究会や新しい選挙制度研究会で検討し始めているから、菅氏が提起した訴訟がどう決着するか注目している。
菅氏は自らのブログで、安倍総理の名誉棄損メルマガを参議院選挙の期間中に削除することを求めて訴訟を提起したと述べている。
本当かしら、と思って半信半疑で新聞記事を探しているが、菅氏が具体的にどういう法的手続きを取ったのかがまだよく分からない。
7月21日の投票まで5日間しかないが、菅氏が本気で参議院選挙期間中にメルマガの削除を求めるとしたら、メルマガ削除の仮処分申請をしたということになる。
これは普通の仮処分とは異なって、保全処分という簡便な手続きの中で名誉棄損メルマガ削除という結果を結論を出そうとするものだ。
満足的仮処分とか断行仮処分と言われる類型の特別の仮処分である。
正式の裁判の結論が出る前に、正式の裁判で得られる結果を得ようとするものだから、ハードルは極めて高い。
少なくとも名誉棄損の疎明がほぼ完璧に尽くされていなければならない。
勿論、請求者側の主張も相手側の反論を許さない程度に周到で説得的でなければならない。
さらには、正式の裁判を待たないで直ちに裁判所の決定が必要だと判断される程度の緊急性や必要性があることが必要である。
菅氏は参議院選挙の立候補者ではないから、多分満足的仮処分、断行の仮処分を発するほどの緊急性や必要性は認められないとは思うが、しかし考えれば考えるほどこの訴訟は面白い。
菅氏が言うように、本当に参議院選挙の期間中に名誉棄損メルマガの削除をさせるのだったらこの満足的仮処分、断行仮処分の申請をしなければならない。
この種の仮処分の申請や応接にどの程度各陣営が慣れているかが見物である。
この種の仮処分申請に対して裁判所がどのような備えをしているかが見物である。
弁護士としては血の気が多い方だった私としては、血沸き肉躍る思いでこの訴訟の推移を見守っている。
弁護士の立場から言えば、皆、それぞれに自分に与えられた武器を最大限駆使して存分に戦えばいい、ということになる。
土曜、日曜は裁判所も休むから、決定を出すのは金曜日の午前中ということになる。
事実上今日、明日の2日間の攻防で仮処分が出るかどうかが決まるということだ。
もっとも、満足的仮処分、断行的仮処分の場合は相手方から言い分を聞くという審尋手続が必要で、通常は数回は審尋手続を経ることになるから、21日の投票日までに仮処分の決定を得ることは事実上不可能だ。
菅氏は、参議院選挙期間中にメルマガを削除するよう要求したと述べているが、これが本当かどうか、やはり知りたいところだ。
なお、私は、菅氏のケースについては、こういう類の仮処分申請は選ばない。
簡単に却下されたのでは何のために法的手続きを取ったのか、ということになるからだ。
しかし、選挙期間中に名誉棄損の発言やインターネットでの発信があった時にどういう法的手続きを取るのがいいのかはよく研究しておく必要がある。
政治的には菅氏のやることはかなり拙劣だと思うが、新しい選挙法務を確立していくうえでは菅氏のような法的手続きで堂々と戦おうとする政治家は貴重な存在である。
明日弁護士選挙研究会を開催することになっているが、また新しい研究材料が出てきた。
実に面白い展開だ。
菅元総理が今日安倍総理を相手どって名誉毀損で提訴したという。
名誉毀損の場合の提訴には2種類あって、名誉毀損で刑事告訴する場合と名誉毀損で損害賠償や謝罪広告を求める民事裁判の提訴とがある。
名誉毀損で刑事告訴してこれが空振りに終わるとこんどは逆に誣告罪で告訴されることになるから、多分菅元総理は民事上の手続に踏み切ったのだと思う。
危ない橋を渡るものである。
誰でも裁判を受ける権利が保証されているから、元総理が裁判を起こしたからと言って誰からも批判されることはない。
裁判を起こしたということは起こした当人でなければ分からないことだから、ご本人が裁判をお越したと言わなければ誰にも分からないところだが、菅氏はあえて自分のブログでそう宣言した。
自分に対する包囲網が強く、しかも民主党の劣勢を覆す方法が見つからないための一世一代の大博打のつもりか知らないが、随分愚かなことをしたものだ。
こういうのも、切れる、ということの一つの表れである。
頭が切れるのならいいが、プツンと何かが切れたのでは危なくて仕方がない。
名誉毀損の訴訟は、泥仕合になる。
関係者がこれ以上争っても当人には何もメリットがない、と得心するまであらゆることを材料に持ち出して徹底的に争わなければならないからロクなことにはならない。
大体は世間が忘れた頃に手打ちして取り下げに終わるのが名誉毀損訴訟である。
5年は続くと見ておいた方がいい。
理性が勝てば、ちょっと待て、ということになる。
今のところは、一時の感情でこういうことをやったのだろう。
打算や勘定を超えたところで戦わなければならない時もあるが、大義の伴わない戦いはすべきではない。
菅氏の提訴に大義は、ありやなしや。
大義があればとうの昔にやっている。
自分の個人的な名誉感情を被害法益としての提訴なら、やはり大義はないと言うべきだろう。
さて、どうすればいいか。
幸いまだ提訴したばかりのようだ。
安倍総理に訴状が送達される前に取り下げることだ。
被告が訴状を受け取っていない限りは、被告の同意がなくても取り下げはできる。
もっとも、法廷で元総理と現総理が直接対峙する姿を見てみたい気もする。
東京電力福島原子力発電所の事故が起きた直後の菅氏の対応が適切だったのか、当時の政府の対処はどうだったか、東京電力の対処はどうだったか、そもそも歴代の内閣の原子力推進政策は妥当だったのか、等について裁判所の判断を聞いてみたい。
そこまで徹底的にやると10年以上裁判は続くだろう。
さて、どうするか。
菅氏の周辺にはやはりいい参謀がいなかったようだ。
7月16日産経新聞一面『与党圧勝へ自民「70」迫る』
もう自民党の圧勝は間違いない。
あとは投票率がどれだけ上がるのか、だ。
有権者の皆さん、きちんと投票に行きましょう。前にも書きましたが、有権者は納税監視員。自分達の給与から天引きされている所得税は私達の血税です。選挙に行かないと云う人は自分の血液を垂れ流して自滅の道に進むだけ。自分自身の血液を垂れ流し続ける事に、なんの意味があるのでしょう?
行くのがかったるいと思う人は、自らの首を絞めているだけです。投票する事は、政治家の暴走や無駄なODAを止め、私達日本人の為に直接使われる様に、一部の政治家の思惑を潰す事、税金の使い道を日本国民の利益にだけ限定し、他国のみに利益になる私達の税金の支出に歯止めを掛ける為の一歩なのです。自分自身の天引きされている税金は自分自身の血液同然。ならば、自分達に還元出来る使い道をしているかどうかのチェック!私達は有権者であり納税監視員なんです。一票投ずる事、それは与党に厳しく、野党にもより厳しく審判を下す機会が選挙であり、国民の意思を示す機会なのです。
文責:Web書店「ひっそりこっそり」店長
今回の選挙では一人2票の投票権が与えられている。
投票に行かない、ということはその2票をドブに捨てることである。
多くの候補者は貴方がドブに捨てる票を拾ってでも投票したいとこだろう。
貴方が捨てるその1票を、私に下さい!
耳を塞いでしまえば聞こえないだろうが、実は皆そう叫んでいるのである。
そういう叫びを前にして、貴方はみんなが見ているところで貴方のその1票を破り捨てることが出来るだろうか。
是非、投票所に足を運んでもらいたいものだ。
今回は、選挙区の投票は比較的容易だ。
直接候補者のことは知らなくとも、どこの政党から出ているどういう候補者かが分かれば選択は出来る。
今回は民主党にだけは投票したくない、と思っている人は民主党以外の候補者の中から自分の1票が活きそうな候補者を探して投票すればいい。
難しいのが比例区の方だ。
普通なら政党を選べばそう大きな間違いはしないのだが、どこの政党でも玉石混交の傾向がある。
ここは、より良識の府に相応しい候補者を指名するくらいの気持ちで投票するのがいい。
今回は自民党に投票したいが、ブラックに票が入るのは嫌だ、どうしたらいいだろうか、という問い合わせがあったが、そういう人は当落線上だとマスコミで報道されている人の中から自分の投票する相手を選んだらいい。
自民党の候補者は比例で22、3名当選するのではないか、と言われているのだから、22、23番目になりそうな人に投票することで貴方が投票したくない人の順位を下げることが出来る可能性がある。
こういう時の1票は、大きい。
もっとも、こうやって投票を煽った結果自民党の総得票が増えれば、結果的に自民党の当選者が24,5名まで増えて当選させたくないと思っていた人まで当選してしまう、ということもある。
今の選挙制度にはどこかしら欠陥がありそうだ。
もう1票増やして、当選させたくない候補者の名前を書いて投票する制度を導入しては如何か。